映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』メイキング映像

  • 4 年前
映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』メイキング映像
大泉洋×小池栄子W主演で贈る、太宰治の未完の遺作が喜劇として生まれ変わった、映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』。この度、成島監督こだわりの長回しシーンの一つで、スタッフ、キャストからエキストラに至るまでが状況に応じて臨機応変に動く、まるで手品のようなワンカット撮影を収めたメイキングが解禁。

原作は、鬼才・ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させた戯曲「グッドバイ」。観客を笑いと多幸感で包み、第23回読売演劇大賞最優秀作品賞に輝いた。

なぜか周囲の女たちが好きになってしまう<ダメ男・田島周二>を大泉洋、ガサツで小汚いけれど実は美人な<パワフル女・永井キヌ子>を小池栄子が演じ、劇中では嘘夫婦に。そんな嘘婦が別れを告げに行く愛人役は、クールな女医・大櫛加代を水川あさみ、挿絵画家の水原ケイ子を橋本愛、儚げな花屋の青木保子を緒川たまきが、それぞれ生き生きと演じる。更に、離れて暮らす妻・田島静江を木村多江、田島を尊敬する編集部員・清川伸彦を濱田岳が演じ、“嘘夫婦の計画を提案する作家・漆山連行役として松重豊が出演する。

監督は、『八日目の蟬』で日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた成島出。その他、皆川猿時、田中要次、池谷のぶえ、犬山イヌコ、水澤紳吾、戸田恵子が顔を並べ、日本映画界・演劇界を担う実力派俳優・監督によって、昭和の文豪の未完の遺作が、新たな魅力に満ちた人生喜劇映画として生まれ変わる。

この度、本作のメイキング映像が解禁。

解禁となる映像は、妻と子供に愛想を尽かされて自暴自棄になっている田島(大泉洋)を、がさつなキヌ子(小池栄子)が不器用な愛情でなだめるシーンのメイキング。スタッフが何度もリハーサルを重ね、入念な準備をして本番に挑んだ、成島監督こだわりの長回しシーンの1つ。スタッフの手渡しで繋いでいくカメラ、徐々に取り外されていくカメラレール、机や椅子などセットの再配置に至るまで、いっさい物音を立てることが許されない緊迫感が伝わってくる。
2020年2月14日公開