奈義で「横仙歌舞伎」秋季大公演　感情豊か、小学生と園児も熱演

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奈義で「横仙歌舞伎」秋季大公演　感情豊か、小学生と園児も熱演
山陽新聞デジタル 11月22日(日)22時40分配信

奈義で「横仙歌舞伎」秋季大公演　感情豊か、小学生と園児も熱演
観客を魅了した「こども歌舞伎教室」の「寿曽我対面」
　江戸時代から岡山県奈義町に伝わる地芝居「横仙歌舞伎」（岡山県重要無形民俗文化財）の秋季大公演が22日、2日間の日程で町文化センター（同町豊沢）で始まり、感情豊かなせりふ、立ち居振る舞いに、詰め掛けた観客約500人が盛んに拍手を送った。

　初日は、地元住民らでつくる「横仙歌舞伎保存会」など3団体が出演し、3演目を披露。トリを務めた同保存会の「こども歌舞伎教室」は、小学生と園児15人で、新年祝いの席で兄弟が父の敵に初めて対面する「寿曽我対面（ことぶきそがのたいめん）」を熱演し、観客からは小銭を包んだ「おひねり」も飛んだ。

　同町の女性（78）は「地元の子どもから大人まで迫力の演技を見せてくれ、満足した」と話していた。

　23日は、「粟井春日歌舞伎保存会」（美作市）や奈義町中島東地区の住民らによる「松神会」などを加えた計6団体が出演し、午前10時半から「弁天娘女男白浪（べんてんむすめめおのしらなみ）　稲瀬川勢揃（せいぞろ）いの場」など5演目を上演する。元NHKアナウンサー葛西聖司さんが司会と解説を務める。入場無料。

引用元yahooニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151122-00010008-sanyo-l33