20140116「秋山好古の人生」展

  • 11 年前
「秋山好古の人生」展
司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公の1人で松山出身の秋山好古の遺品を展示する特別展が、松山市の博物館で開かれています。秋山好古は明治から大正 にかけて日露戦争などで活躍した松山出身の軍人で、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公の1人です。松山市の坂の上の雲ミュージアムで開かれている好 古の生涯を紹介した展示会には去年4月に好古の子孫から新たに管理を委託された3点を含むおよそ20点の資料が展示されています。
このうち、好古が東京の陸軍士官学校で学んでいたころ松山の家族に送られた成績表は成績が51番から35番まで上昇したことが書かれており勉学に励む様子がわかります。
また、好古が新潟県にあった陸軍の師団長を務めていたころ東京の慶応義塾中学で学んでいた長男に送ったはがきには、「百年後にも名が残る偉人となれ」と書かれています。
このほかいすに座ってくつろぐ晩年の好古の写真も展示され訪れた人たちはじっくり眺めていました。坂の上の雲ミュージアムの学芸員の徳永佳世さんは「日本の騎兵の基礎を築いた好古の人柄がわかる貴重な資料を展示しているので是非見に来て欲しい」と話していました。
この特別展は休館日を除く3月16日まで坂の上の雲ミュージアムで開かれています。
01月16日 12時45分

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