20131115 猪苗代箕輪スキー場が営業開始(福島)

  • 11 年前
猪苗代箕輪スキー場が営業開始

猪苗代町にあるスキー場が、県内ではもっとも早く今シーズンの営業を始め、県内外から来た多くのスキー客が初滑りを楽しみました。猪苗代町の箕輪スキー場では、先週から降雪機25台を使ってオープンにむけた準備を進め、15日、11あるコースのうち、全長640メートルの1本のコースがオープンし、県内の他のスキー場に先駆けて今シーズンの営業が始まりました。
県内外から訪れた人たちは、ことし初めて滑るという人がほとんどで、久しぶりの雪の感触を楽しみながら、スキーやスノーボードで気持ちよさそうに滑り降りていました。
このスキー場は、平成22年度にはおよそ6万人の客が訪れていましたが、震災の翌年度にあたる平成23年度には原発事故による風評被害などで、客の数はおよそ20パーセント減ったということです。
昨シーズンはやや回復したということですが、スキー場では客に安心してもらおうと、ゲレンデの放射線量を測ってホームページに掲載しているということです。
栃木県から訪れた20歳の男性は、「雪質もいいですし、早くから滑ることができて最高です」と話していました。
箕輪スキー場の鈴木聡さんは「福島はまだまだ元気があるぞということを発信するために開業以来最も早くオープンさせました。客足も徐々に持ち直してきていますし、多くの人に楽しんでもらいたいです」と話しています。
11月15日 21時10分

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