20131115 稲沢市議の桜木琢磨議員薬物所持で中国で拘束

愛知県稲沢市の市議会議員が覚醒剤とみられる薬物を所持していた疑いで中国で身柄を拘束されていることが分かりました。
現地で面会した領事館の職員に対して本人は無実だと話しているということです。
外務省や稲沢市議会によりますと、拘束されたのは、稲沢市議会の、桜木琢磨議員（７０）です。
１０月３１日の夜、中国の広州の国際空港で覚醒剤とみられる薬物約３キロをスーツケースのなかに所持していた疑いで拘束され、現在も拘束中だということです。
議会事務局によりますと現地の領事館の職員が本人と面会したところ「私は無実だ」と話しているということです。
桜木議員は１０月２９日に自らが経営する会社の仕事で中国に行ったということで、１０月３１日、行事を欠席すると連絡があったのを最後に議会側は連絡が取れていないということです。
桜木議員は、平成７年の市議会議員選挙で初当選し、現在、５期目です。
市議会の会派「行動優先夢会議」の幹事長をつとめるほか、市議会の厚生委員などに所属しています。また、稲沢商工会議所によりますと、桜木議員は個人で経営する会社を昭和５６年にたちあげ、翻訳、通訳や輸出入の業務を行っているということです。