20111216浜岡原発の防災拠点、移転候補地を国が視察

  • 13 年前
20111216浜岡原発の防災拠点、移転候補地を国が視察

浜岡原発の防災拠点、移転候補地を国が視察
浜岡原子力発電所の防災拠点となるオフサイトセンターの移転候補地を16日、国の担当官が視察しました。
 移転候補地は浜岡原発から20キロ離れた静岡空港近くの県有地で、16日、原子力安全保安院の担当官ら4人が視察しました。
 オフサイトセンターは原発事故が起きた時防災拠点となります。しかし、福島第一原発事故の際、5キロ離れた場所にあったオフサイトセンターはほとんど機能しませんでした。浜岡原発のオフサイトセンターは原発から2キロしか離れておらず、川勝知事が細野原発担当大臣に移転を要請していました。
 一方、浜岡原発では地元御前崎市の市議会議員が津波対策を視察しました。
 御前崎市議が視察するのは工事着工後、初めです。
 防潮堤は現在、鉄筋にコンクリートを流し込む作業が行われています。地上の壁の工事は来年度以降進められることになっています。
 福島第一原発では緊急用の発電機が浸水して使えなかったことから原子炉建屋から離れた高台に6900ボルトのガスタービンの発電機が建設されていて来年以降に完成するということです。

http://megalodon.jp/2011-1216-2209-24/news24.jp/nnn/news8802536.html
国がオフサイトセンター現地調査
(静岡県)
■ 動画をみる
原子力事故再発防止顧問会議の提言を受けて、国は16日、浜岡原発のオフサイトセンターなどを視察した。原発に近過ぎるという指摘のもと、移転の可能性などを検討する。16日は原子力安全・保安院の松岡建志原子力防災課長らが現地調査に訪れた。一行は、川勝知事がオフサイトセンターの移転候補地に上げている静岡空港西側の県有地なども視察したあと、御前崎市にあるオフサイトセンターに向かった。オフサイトセンターは、原発での事故など緊急事態が発生した場合、国や県の対応拠点施設となるが、東日本大震災では十分に機能せず、その立地などが課題になっている。視察では、オフサイトセンターの立地の他、施設の電源や被爆対策の状況などを確認したという。国では今後、他の原発のオフサイトセンターについても調査をしていく方針。
[ 12/16 19:41 静岡第一テレビ]

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