谷中コミュニティセンターについて永橋為成さんに聞く

  • 13 年前
地元に愛され活用されている谷中コミュニティセンターの建て替えをめぐって、5月、住民からは3・11の経験を柔軟に汲みいれ、住民に計画を十全に説明し、よりよいものを建ててほしいという陳情が台東区議会に出され、全会一致で採択された。
建て替えは何年も前から地元町会などからも要望があり、一年ほど前から部会を作って基本計画が検討されてきた。その努力に敬意を払いつつも、ぜひ大災害の経験、知識を活かしてほしいと思い、7、8月には4回の意見交換会、ワークショップを行い、その結果をまとめて区議会へ届けた。
その際、区界にあるコミセンにとって住民とは何をさすのか、コミュニティとは=町会なのか、活用される防災資産とはなになのか、いろいろなことを考えてきた。31年前、このコミセンができるとき中心となって住民の声をまとめた永橋為成さん(東京芸術大学建築学科卒、建築科、当時谷中在住)に現地でお話を聞いた。
(森まゆみ)

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