生駒市足湯建設 前市長、元議長に損害賠償の支払いを命じる

  • 14 年前
奈良テレビニュース 平成22年12月9日

 生駒市の足湯施設の建設にからむ背任汚職事件をめぐり生駒市が前の市長らに約1500万円の損害賠償を求めていた裁判で、奈良地裁はきょう前の市長らに約1000万円の支払いを命じました。
 この裁判は、足湯施設の建設をめぐり中本幸一・前生駒市長と市議会で議長を務めていた酒井隆被告らが業者と不法に随意契約を結んだとして生駒市が約1500万円の損害賠償を求めていたものです。
 きょうの判決で、奈良地裁の一谷好文裁判長は、「随意契約での価格は、通常の競争入札で予想される落札価格を上回る不当に高い金額と認められる」などとして中本被告ら4人に対して1070万円の支払いを命じました。
 判決を受けて、生駒市の山下真市長は、「損害を被った点は認められたが、金額について一部請求が認められず残念、今後の対応は考えたい」とコメントしています。

Category

🗞
News

お勧め