“核を超える兵器”戦略見直しの裏:非核ミサイルCSM

  • 14 年前
米露角逐
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2008/09/post-4890.html

冷戦時代の遺物である重厚長大で陳腐化した核兵器は削減する。
経済不況に喘ぐ米露の<共通利害>だ。
実戦で“使えない”核兵器の削減と同時に、
実戦で“使える”兵器の開発競争に余念がない。
米側はMD配備、交渉外の戦術核、それに非核ミサイル、
露側も新型ステルス戦闘機や潜水艦発射SLBMの開発に勤しんでいる。

米政府NPR発表 背景に核兵器を超える非核型の新型ミサイル「CSM」開発の動きも
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00175074.html
http://megalodon.jp/2010-0408-0044-21/www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00175074.html
「核なき世界」への歩みの裏側には核兵器を超える兵器開発の動きがある。
「核兵器は維持や管理に費用がかかりますから
コストを減らしたいという思惑もあるんでしょう。
核兵器に頼らなくてもいいとアメリカが言えるようになった背景には
非核型の新型ミサイル計画の存在が大きいはずです」
「コンベンショナル・ストライク・ミサイル」、略称「CSM」と呼ばれる非核攻撃ミサイル。
その予想図ではこれまでのミサイルと変わりがない。
「この弾頭部分の中にはHGV(超高速滑空体)、つまりこれ
実質的には金属の塊なんですけど、これが入るんですね。
これはもちろん核弾頭じゃありませんし、爆薬すら入っていません」
HGVは長距離ミサイルで打ち上げられ地球上のどこでも1時間以内に到達する。
打ち上げ後、大気圏外で分離されたHGVは目標へ向かって落下を始める。
最終的にマッハ6以上、時速7,000kmを超える高速で目標にピンポイントで突入する。
スピードと重さが作り出す運動エネルギーだけで地下目標などの破壊も可能だという。
「こういった兵器の構想があるからこそアメリカは核兵器を減らすと言い出したんでしょう。
ミサイル防衛、この非核攻撃能力を持ってますます軍事的優位に立つ

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