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00:00体重のトリセツ早速皆さんに質問です。
00:04体重を増やしたいですか?減らしたいですか?
00:10増やしたいはあんまりいないですよね多分。
00:13減らしたい方が多いですね。
00:151人だけはないで?
00:16減らしたい。
00:17風呂入る前とかに現実するやんな。
00:20この年でもなんか気にすることがいっぱいいるから。
00:25給食とかもなんか我慢する。
00:27へえ。
00:28こちら高齢者向けの講演会でももう少し痩せないといけないかなと思ってる方どのぐらいいらっしゃるの?
00:41ご高齢の方でもね結構痩せたいって方割合多いんですよ。見た目は中肉中腸なんですよ。ですけど1キロでも体重減らさなきゃ減らさなかった。1キロでも変わるんですよね。
00:55多くの皆さんが挙げた体重を減らしたい理由。服を素敵に着こなしたい。憧れのアイドルに近づきたい。わかる。すごいわかる。
01:08幅広い世代が挙げたのがスリムイコール健康というイメージなんか病気って結局太ってる方がなりやすいイメージでしょ?でも今日のトリセツであなたの心の針もちょっとこちらに傾くかもしれません。そうなの?え?だとしたらありがたいけど。なぜならこのスリムイコール健康という
01:38が打ち破られようとしているんです。メタボなど太りすぎに警鐘を鳴らしてきた日本肥満学会が今月真逆の実態に切り込んだ。日本肥満学会?それは女性の低体重、低栄養症候群。提言をまとめた日本肥満学会の小川渉さんによると。
02:05若い女性の痩せあるいは低栄養によって起こってくる問題というのが以前よりも大きく増えてきてると思います。
02:15若い女性の話と思ったら大間違いこちらは糖尿病専門の診療科糖尿病といえば体重を増やしてはいけないイメージ
02:45体重が増えたことを褒められているこちらの男性はちょっと増えてきたね体重。
02:59この調子であの決して減らないように増え張ってもいいぐらいなんですね体重は増えてもいい?うーんまだ何かその気持ちには慣れないですね太りすぎは良くないとか俺何なら今日も始まって1分で痩せなさいって言われて帰らされてもおかしくないと思ってました僕いやいや今日のトリセツであなたの体重の価値観ががらりと変わる!
03:28体重増えてもいいのかなって体重を落とさないほうがいいってみんなにオススメしたいあなたに健康と幸せをもたらす体重の秘密を徹底追求あしらが加わるストリセスショーでもさ痩せてることの何が悪いの?って正直思ってまうよな?
03:57そこで今回痩せていることと健康の関係を徹底的に調査してきました集まってもらったのはスリムな女性たちダイエットに励んだ人や太りたくても太れないという人も
04:27順天堂大学の田村義文教授
04:31痩せた女性の健康リスクについて長年研究してきた まずは頑張って理想の体重を維持しているという久保川さん
04:43これ参加されたきっかけみたいな 石原さとみさん
04:49純粋な動機で
04:51意識してそうだな確かに 最初は田村さんが食生活について質問
04:59例えば朝
05:01朝はどんなものですか?
05:04朝は食べないです
05:05分かる!
05:06一緒
05:07これ夜だ
05:08これ夜ですね
05:09夕方が
05:10春雨2つ
05:1175kcalかける2つ
05:14夜
05:15夜
05:16これ
05:17おなかすかな?
05:19今すきますけど
05:21ちょっと
05:22我慢
05:23我慢
05:24しかし別の日は?
05:27夜焼きにくいきました
05:29これはまあまあ食べた感じですね
05:32また次の日焼きにくいって
05:35太ったなと思ったらもう食べない
05:39そういう感じですね
05:41バランスはとりたいですもんね
05:43ここで体調についての質問が
05:46普段どうですか?
05:48なんか体調悪いところとかってありますか?
05:51一番肩こりが本当に辛くて
05:55あとは寝つきの悪さ
05:58寝つきね
05:59倦怠感とかは?
06:00まああります
06:01肩こりと同じ感じで
06:02倦怠感は
06:04様々な不調が出ていた
06:07関係してくるの?
06:09続いて田中さんも一見健康そうだが
06:15その体力がないっていう実感も
06:20疲れやすかったりとか
06:22だんだん
06:23ここ2、3年
06:24電気がないですね
06:25理由は仕事の環境に
06:28日中はどんな感じだ?
06:30日中は在宅で
06:32家にずっと寄るような感じ
06:35データ入力とかも
06:37ずっと打ち込んだりすることが多いです
06:40恐ろしい音量で喋ってるな
06:42今どうですか?
06:431日何歩くらい歩いてる感じ?
06:47買い物行って
06:50ほとんど
06:54歩かない
06:56実はこうした人コロナ禍以降に増えてきたという
07:01在宅が増えたからあんまり食べないで体を動かさないでエネルギー低回転型っていうんですよ
07:09軽自動車みたいなことですよね
07:11同じくエネルギー低回転型だったのが山田さん
07:18ダイエットで10キロぐらい痩せます
07:22どんどん減るのが楽しくなっちゃって
07:25この1年ダイエットにハマってしまったという
07:29そうして山田さんが行き着いたダイエット法が
07:40寝ると食べないでいれるっていうか消耗しないでいれるから動かないで寝てる時間は
07:49しかし夏でもお風呂入る前にジクジクっとするんですよね
08:05デメリット多いなぁちょっと
08:07皆さん様々な不調を抱えていた
08:115人の皆さんが抱えていた不調はこちら
08:15冷え性や月経異常、疲労感なども
08:19こりゃ辛いよなぁ
08:22他にも
08:24貧血や鬱症状、肌の乾燥などに悩んでいる人も多いという研究も
08:32もしこうした症状を抱えていたら
08:34それは痩せていたり痩せようとしていることと関係しているかも
08:39ということが明らかになってきてんねん
08:42冷え性、疲労感、月経異常も多少出るし
08:47肌の乾燥
08:48めちゃくちゃ当てはまるじゃないですか
08:50まあ日によって睡眠の不調もあるかもしれない
08:53これ一個もないなこれ多分
08:55マジっすか?元気ですね
08:58だからでもまあ体重があるからってことなのかもしれないですね
09:01そしたらなるほどね不調だけではありません糖尿病や脳卒中心疾患などのリスクが高まることも分かってきているんですへぇそこで医学の世界では痩せ型で貧血や月経異常などの症状を抱えている状態にきちんとアプローチしていこうという動きが始まっているんです
09:27その名も
09:29女性の低体重低栄養症候群
09:34初めて聞くんだよなこれ
09:37ということで自分にリスクがあるか調べてみようか
09:44電卓をご用意ください
09:47求めるのはBMI
09:49体重と身長から求められる国際的な体格の指標です
09:55計算方法はこちら
09:58体重をメートルに換算した身長で2回割る
10:03例えば体重50キロで身長150センチなら
10:0850を1.5で割ってもう1回1.5で割る
10:14答えは22.2になるな
10:21出た
10:23言っていい人ですか
10:24言っていい人です
10:25言っていい人
10:26私
10:2719.1
10:29低い
10:30低いですかこれ
10:31低い気がする
10:33本当ですか
10:34伊藤さんは僕はすいませんNGでお願いします何でそんなことあるんですかすいません芸風的にもちょっと芸風的にも新しく聞いたの252525ですこれ重い?
10:49BMIに関する興味深い研究があるこちら兵庫県立大学の永井成美教授永井さんの研究室が開発したのが日本人版ボディイメージスケール少しずつ体型の異なる10体のイラストが描かれている
11:16この中から今の自分に最も近いと思う体型と理想の体型を選んでもらう皆さんもやってみてほしいこちらからダウンロードできるぞ!
11:34そうですね
11:35おおー
11:37理想は5で認識は8ですねうん
11:41なんならちょっと甘みに見てる可能性もありますし自分の認識?
11:46私自分の認識は6なんですけどでも伊藤さんと同じくらいで理想が3間2個挟んでくらいで痩せたいなって思ってる
12:00街の皆さんにも聞いてみた
12:03理想はここぐらい認識はここぐらいですね太っちゃいましたそれでケンカしてますちょっと食べす食べ過ぎてるっていうので
12:22実はこのイラストBMIと対応して作られている一般的にBMI22が標準体重とされ25以上は肥満そして18.5未満は低体重に当たるなるほどうんではこちらの方の実際のBMIはあっここでした?
12:50ここでした?
12:51ここでした?
12:52ここでした?
12:53ここでした?
12:54ここでした?
12:55この結果は?
12:56意外でしたもうちょっといてると思ってたんですけど
12:59自分の認識よりも実際は痩せた体型だった
13:04さらにこちらの女性に至っては
13:08ちょっとお願いします。
13:19理想よりも痩せていた。
13:24ちなみにゲストのお二人はやっぱ甘めに認識しちゃったから甘めに認識してましたね
13:37伊藤さんは自分の認識よりも実際は太った体型一方安達さんは自分の認識よりも痩せた体型でした本当にちょうど理想と現実の間だったそれでは日本肥満学会常務理事の小川渉さんですよろしくお願いします!
14:04自分の体重よりも太ってると認識される方が多くて逆に男性は自分の体重よりも自分は痩せてると認識される方が多いので早速今日の実験結果そのとおりになっています。
14:18ちなみにこの認識のズレ永井さんの調査では20代から70代の女性で自分の体型を太っていると過大に評価する人が34%に及んでいることが分かったどうしてもその過大評価から野生に向かっていくというベクトルになってしまう。
14:41そしてさらにはさらなる痩せを目指してですね非常にシビアな痩せになっていってしまう。
14:51BMIと健康の関係というのはよく調べられていて大体BMI22というのが一般的に病気が最も少ないかかりにくいというBMIです。それよりも多くてももちろんいろんな病気がかかりやすくなりますし逆にそれより少なくても起こってくる病気というのがあるので適切なBMIというのがそれぞれあるということを認識していただいたなと思います。
15:17じゃあ全員がBMIを22とかに目標にすればいいということなんですか。
15:24カナネリズムそうではなくてこれは年齢によっても異なります。例えば高齢の方であればBMI22よりもやや大きい方が病気が少ないということがわかりますしこれはBMIと死亡のリスクというのを見た疫学的なデータです。
15:42で右へ行けば行くほどBMIが大きくなるで上へ行けば行くほど死亡のリスクが高くなるということをグラフに示したもので逆Jカーブっていうんですけどつまり太ることでリスクが上がる方よりも痩せることでリスクが上がる方の方が多いんじゃないかということも示しています。
16:01そういう意味で特に高齢の方では痩せるということが大変健康リスクあるいは死亡リスクにも関係しますので体重を減らさないようにしていただくあるいは増やしていただくというような指導することも多いのが現状ですね。
16:16これ日本人の痩せてる割合ってぶっちゃけどんな感じなんですか?
16:23そうですね。だいたいBMI18.5未満を低体重痩せというふうに定義しますが日本人の20代の女性は5人に1人が低体重痩せの範疇にあります。
16:34先進国の中では日本がトップの痩せの女性が多い国そういう意味で日本は女性の痩せが大きな問題になってる国だというふうにいえますね。
16:47そうなんだ。
16:50とはいえ理想の姿を思うとやっぱり痩せたいって思うのが本当かもしれません。
16:58でもこの話を聞いたらちょっと気持ちが変わるかも。
17:06実は先ほどの5人の女性たち体の内部も調べさせてもらっていた。骨密度だ。すると驚きの結果が。20代の久保川さんの骨密度は0.614。
17:31骨年齢に換算するとなんと63歳さらに斎藤さんに至っては低すぎて骨年齢が測定できないほど骨訴訟症が疑われるレベルだった。
17:52ほかの皆さんも全員骨年齢が高かった。実は体重と骨には深い関係があるのだ。
18:11こちら。およそ420人の女性を対象にBMIと骨密度の関係を調べた海外の研究。
18:22BMIが23より低い比較的痩せ方の人はこれくらいの骨密度だったのに対しBMIが高くなると骨密度もアップ肥満の人たちが最も骨密度が高いということが分かったのだ。
18:41肥満応援番組みたいなのか確かに新しいな体重がある方が骨が強い理由こちらの模型で説明しましょう骨の中にはこんな細胞がいます古い骨を壊す破骨細胞と
19:11この子らがおるから常に骨は健康に保たれてんねんほんほんほん大事なんだね 例えば歩いたり走ったりすると骨に負荷がかかります
19:28こりゃ骨を強くせなあかんでー と、負荷をきっかけに骨が細胞が張り切って骨が強くなるねん
19:41では体重が重いと
19:45お、体が重い分骨への負荷がアップしたんやな
19:52骨が細胞はさらにハッスル 骨の強度を高めてくれるねん
19:59なるほど
20:01だから一般的に体重が張る人の方が骨密度が高いっていうわけ
20:11でも体重と骨との深い関係はそれだけじゃありません
20:17特に女性の場合鍵を握っているのがこちら
20:22脂肪細胞ちゃん
20:24脂肪といえば嫌われ者やけどこの子ほんまはすっごいんやで
20:31脂肪細胞ちゃんが元気になるもの
20:36それは毎日の食事
20:40しっかり栄養が取れていると脂肪細胞ちゃんは
20:47ぷっくりな状態になるねん
20:50顕微鏡で見てもほら脂肪細胞ってこんな風に膨らむものなんやで
20:58すごいなこれ
21:00脂肪細胞がぷっくりすると出てくるのがレプチンと呼ばれるホルモン
21:06栄養が十分にあるよというメッセージのようなものやねん
21:12この情報が伝わると月経が来て卵巣からエストロゲンという女性ホルモンが出ます
21:26ほらエストロゲンが下骨細胞の力を抑えて骨が細胞を励ましてるで
21:35エストロゲンは骨が強くなるようにバランスをとってるねん
21:43だから栄養が十分に取れて脂肪がしっかりあると骨も強くなるんですなるほどね
21:51ということは痩せようとして食事の量を減らしすぎるとどうなるかもう想像できるんちゃう?
22:02脂肪細胞が膨らまずお手紙が出にくくなります悲しそうするとエストロゲンの量も減少ほれ骨の骨が細胞が弱まって破骨細胞が強くなってるやろそっちが強くなっちゃうの?そっかその結果うわ骨が強くなっちゃうの?
22:24そっかその結果うわ骨がスカスカになってしまうねん体全体がみんなしょんぼりしてるなあつまり脂肪は骨にとって欠かせないパートナーだったんです嫌われ者の脂肪の知られざるパワー
22:54まあまあ必要ないだけのもんではないっていうのはわかりましたけどねそれでもやっぱそれをでも補うね牛乳飲めばなんとかなるんじゃないかとか思っちゃいますよね正直これどうなんですか先生そういうことでもないんですかはいありがとうございますエストロゲンは非常に強い骨を作るためのホルモンなのでこれはカルシウムを摂取したからといってその骨の減量はそれだけでは十分ではないのでいいなあつまり
23:24やはりホルモンバランスがきちんと整っているということが骨の健康に大変大事だということになります脂肪もある程度増やしていってそうですねそれが非常に重要で特殊な病気で脂肪移植症といって体から全く脂肪がなくなってしまうという病気があるんですがそういう病気の方は例えば糖尿病が起こったり高血圧が起こったり
23:54ですから体重もですし脂肪の量それも適切な量があって多いのも問題になり得るし少ないのも問題になり得るということですね
24:05ここでポイント女性の肥満の割合はほぼ横ばいだが男性は年々増加傾向にある肥満も様々な病気のリスクを高めるので注意してほしい
24:21体重と骨の関係を特に知ってほしいのが10代だ
24:30教えてくれたのは骨のスペシャリスト整形外科医の坂本優子さん
24:37ピークボンマスを迎える前の時期だからということですねその先だと遅い
24:43あの頃知っておけば強くできたのにということになるのでやはり10代かなというふうに思います
24:50そう実は骨密度は15歳から18歳で急速に増加し20歳前後でピークを迎えそれ以降は徐々に減っていく
25:0110代のうちにどれだけ骨を強くできるのかがその後の人生に影響するのだがある懸念が
25:11骨密度に影響する大きな因子の一つがやはり体重なんですよね
25:17本当に痩せてる子が多くなって今の10代がその骨量が昔より低いんじゃないかっていう懸念
25:25そこで坂本さん監修の下高校生を対象にした測定会を実施
25:35例えば今までだったらそんなに骨折につながらなかったようなボールを掴もうとして
25:44ちょっと指先触れて病院行ったら骨折だったっていう内容が結構増えているのは実感してます
25:51足くじいた時に筋が入っちゃった多分低いんじゃないかな
25:55何度してたら転んじゃって肩から落ちて挨拶しました
25:59ということで
26:01100人以上の高校生たちにご協力いただき
26:11測定会スタート
26:15まずは骨密度の測定
26:24そして体組成なども測り体脂肪率や筋肉量も調べる
26:29さらに
26:33坂本さんが直接全員にアドバイスも行った
26:39今回の測定では痩せの範囲の生徒たちは全員骨密度が低かった
26:47骨密度はジャンプなどの運動やビタミンDなどを取ることでも高められると言われている
26:54日頃の生活とか運動とかも教えていきたいなって思いました
27:00ぜひ測ってもらいたいです
27:02これまだまだ盛り合うから
27:04はい頑張ります
27:06ここから
27:09大丈夫
27:10君たちの明日もきっと変えられるはずだ脂肪や体重の大切さはよく分かりましたよね
27:18でも脂肪だけをどんどん蓄えて太るのはちょっと嫌ですよね
27:24うんこのせめぎ合いあるよなそこで味方にしてほしいのが筋肉ですあっ出た筋肉先ほどの5人の筋力を調べるため握力も測ってもらっていた実は握力は全身の筋力のバロメーターといわれている
27:48いきまーすせーのほっ!
27:54結構あると思うんだけどあるなあえっやだ肥満の握力なしにされる可能性があるってことでしょいきますはいでもほぼ足立理科じゃないですかでは5人はどうかせーの
28:19サルコペニアっていう病的レベルぐらい低いらしくって病的って言われてる
28:38確かにそうですよペットボトルが近頃開けづらいなと思っててこのペットボトルが開けにくいんだろうなと思ってたんですけどまだ全然自分ではいけてる年代だと思ってたんで山田さんだけでなく他の4人も皆低かったそれも75歳から79歳の平均を下回る結果だったえっ?
29:06そう痩せると脂肪だけでなく筋肉も落ちるこれはみんな何となく想像がつくやろでもこの失われるスピードがいや脂肪だ想像以上なんですどういうこと?怖いな。
29:29筋肉について衝撃の実験がある
29:35行ったのはイギリスのバーミンガム大学ディーブリーン教授
29:42平均年齢72歳の高齢者10人を対象に筋肉の失われやすさを調べるためにやってもらったのが2週間なるべく家の中で過ごすことえ?
29:58朝ちょっとした散歩をしたあと家の中でテレビを見たり本を読んだり1日1500歩以下にとどめて自由に過ごしてもらったその結果は?
30:16本当に驚きました参加者は足だけでステーキ2枚分の筋肉を失っていたんですえっそう足の筋肉がなんと4%近くも減少していたのだこれは加齢とともに減少する筋肉量の5年分に相当する実は高齢者だけの話ではない
30:44活動の減少によって若い人も同じ程度筋肉と筋力が低下する研究が知られています筋肉は非常に失いやすい組織なのです
30:58運動というのは筋肉を増やす刺激なのでじっとしていると積極的に分解していくんですね例えば骨折とかでギプスとか巻かれた経験あるかもと思いますがギプス巻くとこれも本当数日単位でギプスがゴソゴソになって1週間ぐらいで巻き直さないといけないぐらい筋肉減ります
31:20So.
31:22Exactly.
31:24So, while we have a time for the time, you can tell the strength that can be used in the way.
31:28So.
31:29So, you can tell the strength that can be used in the hip-to-be.
31:32So, there are many different types of muscle in the hip-to-be.
31:36There are a lot of images.
31:37There are many types of muscle in the hip-to-be.
31:39Yes, yes.
31:40Well, naturally, the muscle in the hip-to-be.
31:42It's not that, the muscle in the hip-to-be.
31:44It's not that bad.
31:46筋肉に筋肉を増やすという情報が伝わるんですね。
31:52しかも筋肉は健康にとってとても重要な役割があるんですよね。
31:58筋肉は糖を取り込むという作用を持っています。
32:01だから筋肉が減りすぎると糖が取り込まれないのでそれによって血糖値が上がりやすくなりますね。
32:07ですから体重が減って筋肉の量が減るとそれはそれで糖に分なりやすくなります。
32:12それから運動によって筋肉からさまざまなホルモンが出るんですが、そういうホルモンも筋肉、骨、あるいは血管、脂肪といった臓器に作用してそれぞれの臓器にいいことをするので。
32:26すごく気になるのが、運動ってどれぐらいのレベルっていう話なんですけど。
32:32そのヒントになるVTRがあります。
32:35そんな都合いいVTR用意されてるの?
32:38トリセツでは前代未聞のチャレンジを決行した1ヶ月間なるべく痩せないようにしっかり食べ運動するという大実験体はどう変わるのか?
32:52世界的にもなかなか今までやってこなかったことをやったっていうものだと思うんですよね。
33:01太っている方をちょっと体重を減らしましょうとか、食べないようにしましょうっていうことをやっていただいて、まあ良くなったっていうことが実感としてあるんですけれども。
33:12今回はまあしっかり食べて運動する。これは健康の一番最上位であるっていうのは、もう昔から常識なんですけれども、そういうエビデンスが意外にないんですよね。
33:24ということでまずは食事から。1日3食しっかり食べて栄養をとってもらう。
33:33特に重要なのがタンパク質。1日分の目安は体重かける1から1.2。
33:43鶏もも肉でいうと1日1枚分でOK食べ物のタンパク質の量が簡単に分かるトリセツ特製簡単カードも活用していただく続いて運動週3回5分だけ好きな筋トレを選んで取り組んでもらう。
34:08ゆっくりと手を太ももの上で滑らせながらやるのがポイントだ皆さん順調そうだが斎藤さんはひざの先まで手が届かないへえ。
34:38首が痛いのは腹筋をうまく使わずに首のこっちの方でそれでも斎藤さんには頑張りたい理由が。
34:54還暦になったらなんか出た新しいことチャレンジしようと思ってたので最初のいいチャレンジの機会を頂けたと思って頑張りたいと思います。
35:06他にも例えば腕立て伏せ。
35:10慣れていない人は膝をついた状態からやってみよう。
35:22できない人は壁立て伏せでもOK。
35:38膝を曲げないようにするのがポイントだ。
35:42他にも椅子を使ったトレーニングランジもおすすめ。
35:46軽く開いてもらって腰を落として膝を曲げて腰を落としてここが膝の下が90度あるいは膝がこの時膝がつま先より前に出たり内側に入ると膝を痛める可能性があるので要注意。
36:10この中から好きな筋トレを選んで週3回5分だけ取り組んでもらうこれに加えて毎日8,000歩を目標に歩くこれが1カ月のメニューできるものから始めればOKいかがかな?
36:38してるかしてないかで言われたらしてるでしょ。
36:42してますよね。
36:44してるじゃないか。
36:461カ月チャレンジスタート!
36:50斉藤さんは早速お友達を誘って川沿いをウォーキング。
36:56石原さんは会社帰りに歩くようになった。
37:04電車に乗らずに歩いて毎日帰ってます。
37:10他の皆さんも簡単カードを使いながらタンパク質を取ったり。
37:18タンパク質が18。
37:20筋トレをしたりできる範囲で取り組んでもらった。
37:261カ月後。
37:28再び皆さんに集まってもらった。
37:33まずは握力測定。
37:37田中さんは。
37:39せーの。
37:41ぎゅーっと。
37:4522.4。
37:47あっそんな変わるんだ。
37:48左右平均は22.3です。
37:51めちゃくちゃ上がってますね。
37:535キロ近くパワーアップ。
37:575キロ分かんない?
37:58すごーい。
37:59こう日常の中で好んで食事を食べれるようになったり好んで外に出て歩きたいっていうふうにしてたので。
38:10今の自分の方が好きです。
38:14更に山田さんはなんと1か月でっていうのが本当に驚きで運動するからおなかすくし食べるから動く動きたくなるっていうんですかねそういう何か循環が出てきてすごく。
38:44いろんな意味で前向きになれたような気がしますちょっと張り感があるように見えるの確かにさらに体の中でも変化が起きていた太ももの筋肉がどれくらい変わったのか断面の面積の変化から調べるとこちらは石原さんの1か月前の太ももの断面少し潰れた楕円形のような形をしているそして
39:141か月後がこちら全体的に引き締まり形が丸く大きくなっていることが分かるさらに断面の面積がどれくらい増えたのかを調べると
39:44すごいみんな上がってるすごいなぁいやあの画像がねちょっと本当に同じスライスって思うくらいだけど形がもう完全に変わっちゃってんね
39:54さらに1か月前はひざまで手が届かなかった斎藤さんはこのとおりさらに腕立て伏せは
40:24生きてきて初めて初めていくつになってもやってみてできないことはないんだなっていう実感なので
40:40ちょっと自主的に続けます
40:44皆さんが抱えていた不調もおおむね改善
40:503食しっかり食べて運動するという今回の取り組み
41:001ヶ月のチャレンジのため体重の変化はまちまちだった
41:06しかし体重の受け止め方に変化が
41:11健康的な生活を ができたらなんかこう心身ともに
41:18いい感じになっていくのでなんか体重が増えたから なんか減らさなきゃとかそういう
41:28ことを思わなくてもいいのかなって思いました 今まで体のこと考えるときって見た目
41:35外見重視になっちゃってたんですけれども筋肉量だったりとか骨道だったり自分が今までこうあんまり注目してこなかった領域だったのでこれが将来のおばあちゃんになったときの健康に関わるんだっていう健康に目が向くようになったのは自分の中で大きな変化だなって思いますね
41:59ちょっと救われた気はします そのそんなにひしこいて痩せる必要ないんだっていうのはい痩せなくてもいいんだ自分の健康のことを考えると痩せすぎなくていいんだ
42:11メタボ検診などいったのが色々社会的にも広まって体重が多い方のあるいは脂肪が多い方のリスクというのは世の中に随分広まったと思うんですけどここでですねやはり体重が低くて脂肪が少ないということの
42:27リスクもまあ考えていただくと健康の増進につながるんじゃないかなというふうに思います 根本的なこの国の
42:35概念モテるシステムを変えないとそうそこねほんとそう そうかもしれないだから中肉中税のスターがねこの国に足りてないんですよ
42:44確かになるか いやあのおっしゃる通りかもしれませんねおっしゃる通りなんかい
42:48問題なのは健康障害を引き起こすより低いところに自分の理想があるという方が多いというのが問題なんですよね健康的な状態をいいものとして憧れられてくれれば変わってきますよねまたねそこを目指したいなっていい瞬間ですねそっちのうん思いましたね
43:09私たちは体重とどう向き合っていけば良いのか
43:14人類学の視点から人体の不思議を解き明かしている東京大学純教授 中山和弘さん
43:25シンパンジーはあまりこう太っている印象はないと思います 私たち人に比べるとかなり筋肉質なんじゃないでしょうか
43:34人間の骨格筋は体重の40%ほどチンパンジーに近い類人猿ボノボに比べても少ないのだ このような進化の理由の一つが巨大化した脳にあると中山さんは考えている
43:53脳という器官は非常にエネルギーをたくさん消費する器官です 一方の筋肉もエネルギーを大変たくさん必要とする器官ですので筋肉を少なくして脳を大きくする
44:05私たちは脳をファーストで進化してきた動物だと言えるでしょう
44:09そしてその代わりに増えたのが脂肪
44:13体脂肪は私たちの体の中でエネルギーを蓄える役割を果たしています なのでいつでも脳にエネルギーを絶やさず供給するために体脂肪がつきやすい体というのが進化してきたんだと考えられています
44:27脂肪がつきやすく筋肉がなくなりやすい私たち人
44:33そう認識した上で体重と向き合っていく必要があるのかもしれない
44:43脂肪がつきやすい体重と側面を一体重と向き合っていく必要があるのかもしれない
44:47何分かもしれない
44:50脂肪がつきやすい体重という表現があるのかもしれない
44:52脂肪がつきやすい体重と向き合わないと言うことです
44:55脂肪の鶏被膝を飲んじゃながら 脂肪に入れることがあるので厚されに効かれたのかもしれない
44:59何分かもしれません
45:02肝がつきやすい体重と脂肪がつきやすい体重とは固まると言われていると思います