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オーストラリア海軍は、造船会社オースタル・オーストラリアから提供された進化型ケープ級哨戒艇の8番目の艦「ケープ・シャンク」を受領しました。

この艦は、2020年に6隻の初期発注で開始された「シー1445フェーズ1」プロジェクトの一環として建造されました。その後、2022年4月に2隻、2024年2月にさらに2隻の追加発注が行われました。

今回の購入分のうち8隻は海軍の哨戒艇部隊に配備され、9隻目と10隻目は航海士の訓練用として使用される予定です。「2020年5月に進化型ケープ級の契約を締結し、COVID-19パンデミックという課題にもかかわらず、5年未満で8隻を納入しました。また、オーストラリア共同体向けにガーディアン級哨戒艇24隻も納入しました」とオースタルのCEOであるパディ・グレッグ氏は語っています。同氏は、1隻あたり58メートルの船を平均6~7ヶ月で納入するという効率的なパフォーマンスについても強調しました。

「ケープ・シャンク」を含む進化型ケープ級哨戒艇は、全長57.8メートル、全幅10.3メートル、喫水3メートルです。2基のキャタピラー3516Cディーゼルエンジン(総出力5050 kW、6770 hp)と160 kW(210 hp)のバウスラスタを搭載しており、最大速度は25ノット、航続距離は4000海里、稼働期間は最大28日です。乗組員は18名で、各船には全長7メートルの高速RIB型ボート2隻を搭載できます。また、武装として12.7 mm機関銃2挺が装備されています。

進化型ケープ級哨戒艇は、アーミデール級を代替するために配備されており、新型アラフラ級哨戒艇が配備されるまで一時的に主要なプラットフォームとして使用される予定です。

出典:オースタル。写真とビデオ:X @austal






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