• 10 時間前
ウクライナ防衛軍は、FPV迎撃ドローンを使用してロシアの「ゲルベラ」型ドローンを撃墜することに成功しました。これは、この方法での迎撃が公に確認された初めての事例です。

撃墜の映像はウクライナ参謀本部のTelegramチャンネルで公開され、ドローンによる空中戦の新たな戦術が示されています。チャンネルの投稿者によると、今回撃墜されたUAVは、通常ロシアが使用する「ゲルベラ」型ドローンとは異なる特徴を備えていました。通常、この種のドローンは簡略化されたモデルであり、積載物はなく、安価な商用GPSアンテナと、時にはウクライナのSIMカードを使用したモバイルインターネット用モデムが装備されています。これらのバージョンは防空システムを欺くための囮として使用されています。

しかし、今回撃墜されたモデルにはCRPAタイプの保護されたパラボラアンテナや、テレメトリーデータの通信チャンネルが備わっており、より高度で洗練された用途が示唆されます。「ゲルベラ」UAVは、その発表時に、電子偵察用、神風(カミカゼ)ドローン、および防空システムへの囮として使用できる3つのバージョンでの運用が可能とされていました。

この出来事は、FPVドローンを戦闘ツールとして利用する能力において、ウクライナ防衛軍の戦略的な進展を示しています。

出典と画像: mil.in.ua | Telegram @war_home






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