• 3 months ago
Chapter
Chapter V: Act I - Flowers Resplendent
on the Sun-Scorched Sojourn

+Natlan! A New Adventure
ナタ!新たな旅へ
+Pilgrimage of the Return of the Sacred Flame
帰火聖夜の巡礼
+Home of the Hot Springs
温泉の郷
Transcript
00:01戦争の規則は骨の中に縛られている
00:04勝者は明るく燃える
00:06敗者は灰に変わる
00:11戦争の神が旅人とこの秘密を共有するのは
00:15彼女の理由があるからだ
00:26時間が経つのは早いな
00:29あっという間に次の旅の時間だぜ
00:33次は確かナタに行くんだよな
00:39ヌビレットは竜の国だって言ってたけど
00:42一体どんな場所なんだろう
00:44ちょっと謎めいてるよな
00:48だなぁ
00:49稲妻が鎖国してた時ですら
00:52稲妻神とは別のとこで会ってたのに
00:57もしかしてナタって人が住んでないのか
01:01いい感じ
01:03そのワクワクと驚きの表情はそのままで
01:06目線をこっちにお願い
01:08一枚撮らせて
01:10かっこよく撮ってくれよな
01:13違う
01:15シャルロットなんでここにいるんだよ
01:18フォンテーヌで活躍してた旅人が
01:21まもなく旅立つって聞いたから
01:23こんな絶好の報道チャンス
01:26スチームバード新聞が見逃すわけないでしょ
01:29次に取材したいってなっても
01:32今みたいに簡単にはいかないでしょうしね
01:35バレてたか
01:37いつも誰にも別れを告げないで行っちゃうからな
01:42確かに君たちらしいわ
01:45でもたまにはスタイルを変えるのも悪くないんじゃない
01:49っていうのが私たちの考え
01:53一緒に戦った日々が
01:56まるで昨日のことみたいね
01:59時間があったらまた来てちょうだい相棒
02:03もし何か困ったことがあれば知らせてくれ
02:06距離なんて問題じゃない
02:09別れを告げると寂しくなってしまうものだけど
02:13別れというのはより良い出会いのためにあるんだ
02:17永遠に変わらないものがあるとすれば
02:20それは僕たちが一緒に残してきた思い出だと思うよ
02:25わあみんな来てくれたのか
02:29もうそんなことを考えてるのかい
02:32さすがというべきか
02:35もちろん呼ばせてもらうから安心してくれたまえ
02:38賑やかな間が好きなんだろ
02:41こういう時は写真を撮るべきだろうか
02:45そうだねちょうどプロのシャルロットもいることだし
02:50任せて写真機をセットするからちょっと待ってね
02:59そういえばさっき言ってたナタのことだけど
03:02パイモンも考えすぎだよ
03:05別にナタもフォンテーヌと大して変わらないさ
03:09人間も住んでるし独自の文化もある
03:13ただそういう習慣だからあそこの人たちはナタを離れようとしないんだ
03:19でも外から来るものは拒まないはずだよ
03:22ナタへ商売や旅行に行ったことのある人は多くいたけど
03:26みんな印象が良かったみたいだったからね
03:29昔はうちのメンバーも結構ナタに行ってたみたいよ
03:34なるほどな安心したぜ
03:38次こそこれまでの旅みたいに
03:41到着早々事件に巻き込まれないといいんだけどな
03:48大丈夫だ
03:50あなたたちの経験と腕なら
03:52何があったとしてもきっとすぐに解決できる
03:56まあそれでも危険がないに越したことはないさ
04:00楽しく食べたり遊んだりするのも旅の醍醐味だからね
04:04準備オッケーよ
04:06さあ取りましょう
04:08旅行に行く前に
04:10旅行に行く前に
04:12旅行に行く前に
04:14旅行に行く前に
04:16旅行に行く前に
04:18旅行に行く前に
04:20旅行に行く前に
04:22旅行に行く前に
04:24旅行に行く前に
04:26旅行に行く前に
04:28旅行に行く前に
04:30旅行に行く前に
04:32旅行に行く前に
04:34旅行に行く前に
04:37ごめん、サチーナ
04:39約束を破るのは良くないって分かってるけど
04:42今回の帰化成案の巡礼じゃ
04:44俺もセンパンもいい成績を収めないといけないんだ
04:48メンバーが見つからなかった以上
04:50このまま時間を無駄に捨てられないよ
04:53で、でもみんなが行っちゃったら
04:56私一人だけになっちゃうよ
04:59ごめんね
05:01でも君はまだ若いし
05:035名の継承者なんだから
05:05きっとチャンスはいくらでもあるわ
05:07対して
05:09私たちはただの部族の戦士よ
05:12何年も戦ってきて
05:14もう体は衰えてきてるのに
05:16まだまともな栄誉を得られてない
05:19こいつの言う通りだ
05:21前回惨敗したのを忘れたわけじゃないだろ
05:24今回は前より参加者が少ないけど
05:27このままじゃ恐らく同じ結末をたどる羽目になる
05:31帰化制約の巡礼のエントリー締め切りは
05:33今日の夕方までだ
05:35チームを変えるなら今しかない
05:39わかった
05:40それじゃあ仕方ないよね
05:45はぁ
05:46私がもっと強かったらよかったのに
05:50他の5名の継承者たちと比べて弱すぎるよ
05:55ううん、いいんだ
05:57私の5名はうっさビーティーなんだから
06:00仕方ないよね
06:02自分でなんとかするよ
06:04もし無事にいい成績が取れたら
06:06打ち上げには絶対呼んでやるからな
06:09ええ、一緒に大会に参加しなかっただけで
06:12これからも友達だから
06:14
06:15うん、時間があるうちに
06:18早く強いチームを探して
06:26はぁ
06:29また次回
06:30どうにかして勝つ方法を考えるしかないかな
06:35あそこの女の子
06:37おいてけぼりをくらったみたいだな
06:40落ち込んでるみたいだぞ
06:46
06:52ありがとう、大丈夫
06:54部族じゃ見かけない顔だけど
06:57旅の人?
07:02おう、オイラ達中に来たばかりなんだ
07:06こんにちは、私はカチーナ
07:09うっさビーティーのカチーナだよ
07:12あ、えっと
07:14コメって言って
07:16ここの文化なんだ
07:18ちょっと複雑なんだけど
07:20とりあえず称号みたいなものだと思ってくれればいいよ
07:25どこかの所からはるばる
07:27ヒカセイヤの巡礼を見に来たんでしょ
07:30だったら今にカメエの意味を知ることになるよ
07:34そのなんとか巡礼ってのは何なんだ
07:39さっきもそれについて話してたよな
07:43うん
07:44ナタで定期的に開催される競技大会だよ
07:48試合で順位を決めるんだ
07:51すっごく注目されてる大会でね
07:54上位の選手は一気に有名になれるってだけじゃなくて
07:58余準者の戦争に参加する資格ももらえるの
08:02簡単に言うと
08:04勝ったら英雄になれるってこと
08:08みんな英雄になりたいんだ
08:11何かでバトルをする大会ってことか
08:15参加するにはチームを組まないといけないのか
08:19参加者が多すぎるから
08:21東エアの巡礼は2段階に分かれてるんだよ
08:26最初は団体戦で
08:28通話1個目の継承者を切るチームが
08:32中の各地で戦って成果を奪い合うの
08:36その継承者っていうのが
08:38私みたいな称号を持つ人のこと
08:42団体戦が終わったら
08:44勝ったチームのメンバーは
08:46みんな個人戦に参加できる
08:49個人戦では大満勝負になるんだ
08:53言われてみれば確かにそうだ
08:56規模も大きそうだな
08:59待て
09:005名の継承者がチームを率いるって
09:04つまりお前が隊長ってことか
09:08うん、隊長だよ
09:11今は隊員がいない隊長だけど
09:16んふふ
09:18同じ継承者でも実力にはすごく差が出たりする
09:23勝ちたければすごい隊長を探さないと
09:27って思うのも納得かな
09:31私も2人の立場だったらきっとそう思ってたと思うから
09:375名の継承者は参加必須なの
09:41責任があるからね
09:44誰も助けてくれないなら1人で行くよ
09:48せいぜい怪我をする程度だし
09:512週間もあれば治るでしょ
09:54戦いはあんまり得意じゃないけど
09:57回復は早いんだ
09:59なあ、この流れって
10:01オイラたちのセリフを待ってるんじゃないか
10:05おお、思ったより早かったな
10:08オイラたちの旅路を切り開く
10:11あれの時間だぜ
10:13えっ、何の話?
10:19えっ、ええっ
10:22あ、ごめん、ついテンションが上がっちゃった
10:27えっと、なんというか、その
10:31気遣ってくれてありがとう
10:34すごく、すっごく嬉しいよ
10:38でも、キカセイヤの巡礼には
10:41またの人しか参加できないんだ
10:44そうだったのか
10:46てっきり成行きでお前のチームに入って
10:49試合で勝って英雄になるって流れかと思ったぜ
10:54気にしないで、本当に嬉しいんだ
10:58だ、だって今まで誰もそんなことを言ってくれなかったから
11:05えっ、そうなのか
11:07うん、普段はみんな仲良くしてくれるけど
11:11エントリーの日が近づくとみんな私を避けてる気がする
11:16目も合わせてくれないし
11:18キカセイヤの巡礼から話題をそらすから
11:22私に誘われるのを怖がってるんじゃないかな
11:26理由は聞かなくたってわかる
11:29私が弱すぎるから
11:32ねえ、あなたたちはそういうの気にしないの?
11:37私のチームに入っても何のメリットもないのに
11:42ひひ、こいつは強いんだぞ
11:45神でも龍でも大きなクジラでも
11:48どんな相手とだって互角に戦えるんだ
11:52そんなにすごいの?
11:54なるほど、絶対勝てるって自信満々だから
11:59私の実力も気にしなかったんだね
12:03そうだぞ、困ってる人に手を差し伸べる
12:07オイラたちはずっとそうしてきたんだ
12:10これが冒険者精神ってやつだぞ
12:14手を差し伸べる冒険者
12:18あなたたちみたいな人見たことないよ
12:22強くて優しい
12:25まさに私の憧れとぴったり
12:28ねえ、あなたたちはしばらく中にいるの?
12:33そばで勉強させてもらってもいいかな
12:37勉強?
12:39うん、弟子か子分みたいに
12:43別に何も教えてくれなくてもいいよ
12:46自分で観察するから
12:48なるべく迷惑はかけないようにする
12:52それに私にもできることがあると思うんだ
12:56例えば観光の案内とか
13:00あなたのこといろいろ教えてあげるよ
13:03えーっと、どうする?
13:07お前にすごく憧れてるみたいだぞ
13:14そうだよな、もうすぐ締め切りとかって言ってたし
13:19あんまり時間がないんだろ
13:22いいんだ、どうせ残りの時間も何もできないから
13:28試合で負けるのはもう慣れっ子だし
13:31みんなもそうだと思う
13:34誰も私に期待なんかしてないから大丈夫
13:38それに、あなたたちについていって何かを比べたら
13:43今度こそ勝てるかも
13:47うんうん、連れて行ってくれるだけでも嬉しい
13:55じゃあ、ついてきて
13:57うちの家族、子供の子を紹介してあげる
14:01私が生まれ育った場所なんだ
14:17すごくかっこいい心臓だな
14:20エンジンってこんな感じなのか?
14:23うん、そうだよ
14:25綺麗で凛々しくて、すっごくかっこいいんだ
14:30せっかく来たし、新しい元素力を手に入れておくか?
14:39え?一時停止?
14:43え?七天神像から元素力を手に入れるの?
14:51ひひ、よーく見てろよ
14:59え?え?どうしたんだ?七天神像が眠てるのか?
15:07これまでと同じなら、今頃火の弾を撃ったり、火の柱を召喚したりできるようになってたはずだよな
15:17そうなのか、不思議だな
15:23なたってそういう特殊な土地なのか?
15:28期待させちゃってごめんな、カチーナ
15:34おう、気にしないで
15:37それよりも、前までは七天神像に触れただけで元素力が使えるようになってたの?
15:45元素力なんて神の眼を持ってる人にしか使えないのに
15:54ちょ、ちょっと見せてくれないかな?できればでいいから
16:00え?ダメ?
16:05お前の腕を見せてやれ
16:31ああ、違う元素力だ
16:36一人で別の元素力を使える人なんて聞いたことないよ
16:43私も試してみる
16:50ダメだ、やっぱり岩の元素力しか使えないよ
16:57私、とんでもない人と知り合っちゃったみたいだね
17:02こいつが旅の中で経験してきたことを聞いたらきっと腰を抜かすぜ
17:09うわっ、あれは何だ?
17:27ククリュウっていうの、高い空をとっても早く飛べるんだよ
17:35今日も元気いっぱいだ
17:41オイラもトアリンのことは思い出したけど、真似するんだよな
17:47そういえば、これからは長い道のりになると思うから、カレーをあげるよ
17:54キラキラしてて宝石みたいでしょ
17:58ママが作ってくれたキャンディーなんだ
18:02遠出とかトレーニングの時はいつも持つようにしてるの
18:07お腹が空いてクラクラせずに済むよ
18:11甘いものは大好きだぞ、ありがとな
18:16うんうん、遠慮しないで
18:20他にもいろいろこまほましたものを持ってきたから、きっと役に立つと思うよ
18:29結構歩いたね、ちょっとお休もうか
18:34ここに来る途中不思議なものをいっぱい見てきたからか、なんだかお腹が空いてきたぜ
18:43キャンディーは食べ終わっちゃった?
18:46他のものもいろいろあるよ
18:48うん、飲み物、焼きリンゴ、それからご飯ものも
18:54おお、まるで歩く食堂だな
18:59いろいろ持ち歩くのが好きなんだ
19:02ママもいつも、備えあれば憂いなしって言ってるしね
19:07役立つ機会はあんまりないんだけど、今回はちゃんと役に立ったね
19:17あれ?どうしたの?何か悩み事?
19:29おお、確かに変だよな
19:33もしかして何かの兆候とかか?
19:38もしかしてだけど、ナタの猿人が他の神と違うのが原因だったりしないかな
19:48どういうことだ?
19:51他の国の神は魔人っていう、とっても長生きの強い生物だって聞いたから
20:00そうだぞ、ナタはそうじゃないのか?
20:04そうよ、ナタの猿人は猿人になる前はみんな普通の人間だったの
20:11え?人間が神になったのかよ、そんなことができるのか?
20:18お前も不思議だって思うよな
20:22これって珍しいことなの?ナタではずっとこうだったからそういうものかなって思ってたけど
20:32うーん、なんていうか、今までの旅で知ってきたこととはちょっと違うな
20:40人間が神になるっていうのはそう簡単にできることじゃないと思うぞ
20:47具体的にどうなってるのかは私も知らないんだよね、もしかしたら猿人だけが知ってるのかも
20:56私が言えるのは、たとえ猿人になっても歳はとるし休息も必要ってことだけかな
21:05七天神像の姿が今の猿人と似てるのはただの偶然だと思うよ
21:12猿人になった人はあまりにも多いからね
21:16猿人もキカセイヤの巡礼で選ばれるの
21:20自分の力を証明できれば誰だって猿人になれるんだよ
21:26勝負だけで決まるのか?
21:29うん、私たちにとって戦闘は一番多くの要素を試せるものなの
21:37だから一番納得できる方法なんだ
21:41今の猿人は圧勝したんだよ
21:45みんなの予想通りにね
21:47私はともかく部族のお年寄りまでこんなに強い猿人は見たことがないって言ってた
21:55でもバカルおじさんも言ってたけど
21:59今日の限界は明日の目標になる
22:03だから未来の猿人はきっとどんどん強くなっていくんだろうね
22:09人間が神になることはさておき
22:13今の猿人が強いっていうのは
22:16オイラたちにとっていいことなのか悪いことなのかわからないぞ
22:22稲妻で起きたことを考えると…
22:31心配しないで
22:34猿人様はとても優しくて親切な人だからきっと気にかけてくれるはずだよ
22:41そうだな
22:43向こうが何もしてこなくてこっちも何もしない限りは
22:48もうすぐ猿人様に会えるから気を揉まないで
22:53そうだな
22:55さて休んでだいぶ回復してきたぞ
23:00あれって
23:04あれは粘素刻印碑っていうの
23:08中に粘素を入れればいいことがわかるよ
23:13粘素はのた人だけが扱える力だけど
23:34着いた
23:37ギリギリセーフだね
24:03お前が無駄にしたのはこいつらの時間だけじゃないぞ
24:07俺の時間もだ俺の時間
24:34知ったことか一体何様のつも…
24:37おい何するんだ
24:43さてこいつは閉じ込めた
24:47みんなすまなかったな
24:50そこまでしなくていいのに
24:53アハンはストレートな性格なだけだし私は気にしてないよ
24:59もう自得でしょ
25:01毎回やられても全然学習しないんだもん
25:07やっぱりムアラニちゃんももうついてたんだ
25:11うん
25:13途中で危険な目にあってないか心配してたけど
25:16新しい友達ができたんだね
25:19初めましてオイラパイモンだ
25:23旅人
25:26こいつらは素敵だよね
25:30違うよ
25:33お前がお前の時間がない
25:36俺はお前の時間に任せる
25:40お前の時間はお前の時間に任せる
25:44お前の時間に任せる
25:48お前の時間に任せる
25:52って 個人戦は結局
25:54自分の実力次第なんだけどな でも
25:59私のチームにいたら絶対に団体戦で勝てるって保証はできないよ 団体戦の結果は
26:07ほぼ5名の継承者次第だからね 絶対勝てるって保証できる人なんていないでしょ
26:15自分にそこまでプレッシャーをかけなくたっていいじゃん それに
26:20カチーナちゃんは自信がないだけで本当は全然弱くないってみんな知ってるよ 前回はあと3回勝てば
26:29余順者の戦争に参加できたでしょ
26:33ずっと聞きたかったんだけど 地下戦野の巡礼は
26:37ナタ人が全員参加するスポーツの大会みたいなものなんだろう じゃあ余順者の戦争ってのは何なんだ
26:47前者はあくまで武闘大会だが 後者は本物の戦争だな
26:52相手はナタの永遠の敵アビスだ
26:58ここにもアビスが
27:02それじゃあ 地下戦野の巡礼の勝者の報酬は戦場に出ることなのか
27:10そうとも言えるかな だから余順者の戦争なんだよ
27:16部族の間で競い合って選び出された最強の戦士はアビスを撃退して私たちの故郷を守る それが物語として記録され末永く語り継がれる
27:31それがナタ人にとって最高の栄養なんだ
27:37まあねっ でも戦争に危険はつきものだし仕方ないよ
27:43アビスと戦うのが私たちの義務だけど 無事に帰ってこられるよ
27:49エンジン様は祝福を授けてくれるの人を生き返らせる 半分の歌だよ
27:57半分の歌? 生き返らせる?
28:01そうだよ だからそこまで怖くないはず
28:07それに前に進む勇気だってもらえるしね とりあえず登録の手続きを済ませよう
28:14もうあまり時間がない 待て
28:18カチーナちゃんはどうするの まさか
28:22本当に一人で団体戦に出るつもりじゃないよね
28:25オイラたち手伝ってやりたいけどナタ人じゃないから参加できないみたいだ
28:34大会に他の参加条件はないし 団体戦のチームもかなり多いから選挙は混乱する
28:41どんなに強く経験が豊富な人でも順調に行く保証はない
28:47だが人が多ければ助け合える 人数は多ければ多いほどいいはずだ
28:54閃いた! じゃあこうしよう
28:58登録するときに旅人たちに特別な資格を与えてくれないか聞いてみるの
29:04まあ多分無理だよね
29:08でもどっちにしても今回私のチームはちょうどメンバーが少ないから
29:15まさかお前のチームメンバーを俺に託す気か
29:20ご迷惑! どうかな
29:23君って強いし 君のチームに入れるのはメンバーにとってもいいことだと思うよ
29:31俺はそれでいいが お前らが2人だけになってしまうぞ
29:372人と1人は全然違うよ それに私たちが力を合わせるんだもん
29:44ナタンに来たばかりのお客さんにだって 2人と1人の違いは分かるでしょ
29:50の、オイラたちに聞くのかよ
29:55ひひっ そういうことならオイラにも分かるぞ
30:00確かに1人と比べたら全然違うよな
30:04でしょ? 我々は1人で戦ったりしない
30:10そんな言葉だって昔から受け継がれてきたわけだし
30:14でも足手まといにならないかな
30:18何言ってんの? ナタジーを探し回ったって私たちに勝てる人なんて早々見つからないでしょ
30:27モハラニちゃんは自信家だね おかげで私もちょっとだけ自信が出てきたよ
30:35はぁ でも5名の継承者2人がチームを組むのって珍しいから
30:43きっと臆病者だと思われちゃうね
30:47別にいいでしょ ルールで禁止されているわけじゃないんだし
30:52他人の考えなんて気にしなくていいよ それにこんな状況じゃあそうする他ないでしょ
31:00じゃあ元のチームメンバーへの説明は任せたぞ そういう面倒事は得意じゃないんだ
31:07わかったわかった ちゃんとしとかないと私も安心できないしね
31:13エントリーのとこで待ってて 終わったら一緒に行こう

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