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00:00もう一点、確認なんですけども、先ほど市長が答申になった後、公表版を作りますという発言があったんですけども、公表版については、大東さん議員から関わるんでしょうか。
00:16関わりません。
00:18市が作るということですか。
00:20そうなります。
00:21はい、ありがとうございます。
00:31NHKです。
00:33NHKであげますと申します。
00:35自分の最悪防止の制限のところなんですけども、今後愛媛が認知をされて、対処しなければいけないという事態になった時に、現場の教員、特に三人の先生だったりとか、
00:52現場の教員に負担がかかりすぎないようにするという何か具体的な制限というのはあったのでしょうか。
01:01それは先ほどから副委員長も言ってます通り、個人任せ、抱え込むのではなくて、一面防止対策室とか会議とか、各学校に形式上は設置されているんですね。
01:19だけどそれが実効性を伴っていない、機能していなかったという、どの学校も、というのを申し上げたと思うんですけども、そこを本当に先生方は何と兼ねているかというと、生活指導部とか生活指導委員会と兼ねちゃってるんですよ、メンバー的にも。
01:40そこまではわかるんですけども、そしたらそれは、いじめ防止対策会議として動いて、一人の先生、まだ他人の先生のあるクラス1年、例えば英語部では起きてるとしたら、そこに任しといたら駄目で、学校全体の英知を絞って分析して、どう対応すべきなのかというのを決めていかなきゃいけないと。
02:05だから最優先課題なんですよ、いじめの問題っていうのは。
02:10だから例えば職員会議やってるときにいじめが発生したって言っても、僕ら現場感覚で言うと職員会議は置いといて、それでいじめの対応に当たるという、最優先課題なのに、それが今なかなか伝わってないなというのをすごく思います。
02:28そこを本当に強調したいなと思いますね。
02:33各学校に一致しているいじめ防止対策の解除というのは、全国の学校で多くが機能していなかったとすれば、今後どうすれば機能をしていくという考えですか。
02:46そうですね、事件化したり重大事態として発生しているところは、ほとんどが機能していないですね、見ていくとね。
02:56だからこれは結構教育委員会も言ったり、いろんなことは形式上はされているんですけれども、なぜ機能しないのか、これ野村先生どう思います。
03:09正直いじめの問題って相当難しい問題だと思うんですよね。
03:15どうしてもいじめという言葉が行為であったり行為者の表す言葉であったりするので、現場の先生はこれいじめかいじめじゃないかという観点で児童生徒の様々なことを見ていくと、いつの間にかその行為に目が移っちゃっているんですよね。
03:35だけどいじめは行為の程度が小さくても心身の苦痛が大きかったりするし、あるいは行為が大きくてもあまり心身の苦痛を感じていない子どももいたりもする。
03:48あるいは行為がひどいけれどもそれ以上の心身の苦痛を生じているという場合もあるので、行為だけを見ていては、要はいじめというものを早期に発見することが多分できないと思うんですよ。
04:02ところが生徒指導委員会、もちろん生徒指導委員会の中でそうした心身の苦痛をきちんと評価していくというそういう持ち方があれば、それは別にどこの委員会でもいいんですけれども、
04:16どうしても生徒指導委員会というのは、生徒指導だとかその行為を中心に見ていくことになるので、正直なところはやっぱり行為主義をいかに脱して、児童生徒の心身の苦痛に目が行けるような組織を作るかだと思うんですよね。
04:34だけども今そういう状況になっていない。なっていないというのはいじめとは何かという問題について十分な理解がなされていないということに大きな原因があるように思います。
04:49例えばいじめの問題についてここではありませんが、いろいろなところで例えば学校の先生にいじめ防止の研修を行うと、今言ったような話を具体例も含めてお話をすると、いじめの心身の苦痛だとかいじめを受けている子どもの立場に立って考えるということがどういうことであるかということが初めてわかったというような感想をいまだにいただくんですよね。
05:18なのでやっぱりいじめが難しいものであるということと、やっぱり行為に惑わされちゃうということのリスクを持っているということと、やっぱりこの児童生徒の心身の苦痛にどれだけ目をきちんと向けられるのかということをやっぱりきちんと共通認識として持たないと、やっぱりいじめ防止対策組織ということがきちんと動いていかないし、機能していかないだろうというふうに思います。
05:43逆、言い方を変えると、やっぱりいじめ防止対策組織をきちんと作って、できればクラスの担任を持たない、課配によって置かれる、例えばいじめ防止コーディネーターみたいな人が、心身の苦痛という観点から常にそのことを見ているというような組織体制を作るということが求められているんじゃないでしょうか。
06:08それを一緒にやっちゃおうと、忙しいから一緒にやっちゃうんだけれども、一緒にやっちゃうということによって子どもに大きな負荷がかかっているということをやっぱりきちんと理解すべきだろうというふうに思います。
06:23提言のところで述べていますけれども、具体的な自治体の名前は書いていませんけれども、やっぱり全国を見ると、そういう特別ないじめ対応の教員を課配している自治体があって、大きな成果をあげていますよね。
06:42それにはもちろん予算措置もオプタインで必要になると思いますけれども、そういう点も踏み込んでいただけるといいなというのが一つあります。
06:52それから野村先生が先ほどから教授されている真摯に苦痛を感じるというのは本当に感じない子もいるんですね。
06:59逆に教員対応みたいなと喜んでいるみたいな子もいたりして、やっぱり重要なのは人権尊重の視点というか、人権尊重の視点を子どもたちも持てるし、先生方も持てるようにしていかないと謝ってしまう、本当に僕は難しい問題だと思います。
07:20以上です。
07:23ありがとうございます。
07:24いじめ防止コーディセンターだったりとか、対策組織をしっかりと学校現場に作ってというお話は、今回の提言でも書かれている要素なんでしょうか。
07:38具体的には紹介はしています。
07:43わかりました。ありがとうございます。
07:50質問に関連してのところなんですけれども、報告書について、概要版の2ページ目の最後のところに手場の対応についての記述があります。
08:12今、学校いじめ対策組織の話も出ましたけれども、ここで当該出来事をいじめと捉えるのではなく問題行動とのみ捉えというふうにありますけれども、これはつまりともいじめと認識できなかった、そういう意味合いなんでしょうか。
08:29いや、これはひどいいじめなんかの場合によくあり得ることなんですけれども、要するにその行為がひどいが故に、その関係児童生徒の問題行動だというふうに捉えて、それをいじめと認識できないということは結構あります。
08:50一方で、この問題を早く終わらせたいので、今回の場合に、特に中学校の対応については、教員がそこに関わってきていますけれども、この問題を早く終わらせたいということから謝罪を急ぐんですよね。
09:05そうすると、いじめの問題にするのではなくて、問題行動について謝罪をして、それで終わらせようという、そういうふうに力学として動いたということがここに書かれているというようです。
09:18前回の報告書の謝罪の設定については書かれていたかと思うんですけれども、ということは、あえてちょっと還元してしまうと、子教員として学校、この2つがあえて積極的にでは早く問題を終わらせようとした、そういった意味でしょうか。
09:36そうです。
09:40ありがとうございます。
09:41すみません。
09:42次に、大臣庁に3点お伺いしたいことがあります。
09:48今週ですかね、流出の問題があって、やはりかなりプライバシーにかかわる、かなり重大な事案だと思います。
10:01今週市長も水曜日の記者会見では、最終段階には来ているけれども、今回の答申の期日を発表するという予定だったり、再調整をしたりということでありました。
10:14結局、今日という日になりました。
10:1730日というのは、旭川氏が一年対策の押しの朝礼を施行して、ちょうど1年の日になります。
10:25今日この日に堀田ができたこと、どういう思いでこの朝日から来られたのか、またそれができたことについてはどういうふうに思われるでしょうか。
10:35どうでしたっけ、これは具体的な。
10:38そもそもその1年だというのは、今お聞きして初めて知ったので、そのことは意識は全然ないです。
10:47全然なかったですね。
10:49それより具体的にどうしようと、漏洩事件があったからね。
10:55想像もしていなかったんですよね。
10:58前、議員さんが持っているとか言うので、話題になったことありましたよね。
11:04でもそれは収まったわけですけども、まさかネットを通して流れてくるとは思わなかったんで。
11:12本当に晴天の霹靂で、それで対応、それじゃやらなきゃいけないことがいくつも出てきたねというので、バタバタでしたね、今日ここに来るまで。
11:26もちろん事務局も大変だったというふうに思います。
11:32この点に、流出の件に関しては、市もおそらく調査をするとは思うんですけども、調査というのはしっかりやってほしいという気持ちはありますでしょうか。
11:42むちゃくちゃあります。そしてもう二度と起きないような対応ですね。
11:48コロナ流出の仕方を知ってしまえば、全国にあたる影響もものすごく大きくて、こういう再調査とか調査委員会そのものが機能しなくなる。
12:00協力誰もしてくれなくなってもおかしくないと思います。怖いですもん。
12:05だからこれはどういう意図だったのか分かりませんけれども、しっかり反省してほしいなというふうに思います。
12:16反省というのは流出したサイトの運用ですか。
12:19はい。
12:20ありがとうございます。後ですね、今回概要版という形で報告を変えたことで最終調査が終わったこと、広さがなくなって3年3ヶ月経ちます。
12:33もし今皆さんに何か声をかけてあげたいこととかがあればお願いします。
12:38そうですね、ご遺族も同じだと思いますけれども、本当につらかったねということ。
12:45それになかなか周りの大人が気づけなくてね、最悪の事態に陥ってしまったということ。
12:53本当に僕はずっと子どもの中で仕事している人間ですので、本当にお詫びしたいような、二度と絶対こういうことが起きないような教訓をいっぱい導き出して、これからも頑張っていきたいなということですね。
13:13それを約束したいなというような、そんな気持ちです。
13:17ありがとうございます。これで最後に委員長にまたお伺いします。
13:21今回この朝日川の問題をめぐっては、SNS上の中心に、今回の流出騒動のことはそうなんですけれども、
13:30例えばデマのルーフであったりとか、あとは被害者さんやさん、または遺族への誹謗中傷、また飾り医者であったり、学校からの誹謗中傷などもあったと思います。
13:45かなり人格を否定するような言葉とかがすごい飛び交ったりとか、本当かどうかわからないようなことがすごい飛び交った事件だなというふうな印象を正直抱えています。
13:57こういったネットで、事件の本来の筋とは違う上で盛り上がった印象を私は受けているんですけれども、
14:09小木先生は再調査員になる前の私になった後で今含めてどういうふうに感じていらっしゃるでしょうか。
14:18ある意味で本当に現代的な波紋の広がり方とか、それと噂の広がり方というか、
14:28ご遺族に対するのはものすごくひどいですよね、お聞きしてみると。
14:33これはあってはならないと、そんなことを言っている人たちに言いたいんですけれども、何の毒もないと思うんですね。
14:41それはある意味で自己満足というか、何かを発信したとこういう秘密を握っているんだとか、
14:47あるいは自分の推論をいろいろ表現して述べて満足されているのかわかりませんけれども、
14:54もうちょっとコンプライアンス意識を持ってほしいと、それと他者にあたる影響とか、
15:01目に見えてないけれども人々はつながっているわけですから、
15:05そのつながりを大事にするような汗かごを壊すようなことは絶対やめてほしいと、
15:11必ず自分に跳ね返ってくると思いますね。
15:15そういうことを今しめてみんなで前向きに、いい方向で力を合わせていけるといいなと思います。
15:24そういう姿というのは子どもたちも見ているから、
15:28こちらの地元の小学生、中学生はどう思っているんだろうと思います。
15:34そういう子どもたちに恥ずかしくないような地域にしていただけると、
15:41僕もそういうので頑張りたいというふうに思っています。
15:46毎日新聞の金と申します。
15:53ちょっと私の理解不足のための確認なんですけれども、
15:57前回いじめと自殺、因果関係が結論にならなかったというところから、
16:05今回主たる要因としていじめが認定されたということなんですけれども、
16:11これはいじめがなければ重大事態は起こらなかったかどうかという、
16:17事実的因果関係という観点を今回の調査で新たに使用したからなのか、
16:26それとも本部の特性の評価を含めて、
16:30医学的とか心理学的点から検討を重視した結果、
16:34今回こういう結論に至ることになったのかというのはどちらなんでしょうか。
16:39そもそも事実的因果関係だというのは新たにではないんです。
16:44何度も申し上げるとおり。
16:46少なくとも私が関係してきたものは全てそうやってますし、
16:49そういうふうにやっている報告書もかなりあると思います。
16:53なので決して新たではないです。
16:55今回争点になったのは、いじめから自殺までに時間的な経過があると、
17:01これをどういうふうに評価したらいいのかということで、
17:05新たに心理学的な分析、それから精神医学的な分析というものをとても重要視した。
17:11その結果として因果関係が認められるというふうに結論付けたということになるので、
17:19あえて今のご質問にお答えするのであれば、
17:22心理学的分析、精神医学的分析の賜物だというふうに考えることができます。
17:30ありがとうございます。
17:32主たるという、主たる要因を主たるというふうにやっているというのは、
17:36いわゆる他のせめての原因を検討しきることは不可能ですし、
17:41その可能性を排斥できないから主たるということを扱っているということですか。
17:46いじめがなければ自殺が起きたか起きなかったかということの言い換えた表現ということになります。
17:54ありがとうございます。
17:56最後には本人にお伺いしたいんですけれども、
17:59報告書でも書かれているとおり、今回一部メディアでも間違ったことが報道されてということで、
18:05そういうのがSNSの希望中傷とかにもつながったかなと思うんですけれども、
18:10そういうメディアに対して今回何か教えたいことはありますでしょうか。
18:17やっぱり影響が大きくて注目されていればされているほど、そういう誤報も生まれやすいと思います。
18:25悪に言われてやっているのではなくて、良かれと思って伝えるために書いたのは実はちょっとずれていたとか、
18:32そういうことがあるので、そこを責めるわけではないんですけれども、
18:36とにかく子どもたちに関わるいじめの問題、しかも自殺をしてしまったという、
18:42取り返しのつかないことをさせてしまったと言っては悪いんですけれども、
18:49そういうのが起きたわけですよね。
18:51これに対してやっぱり本当に身を正しながら報道すべきだし、
18:58丁寧に確認しながらやっていかなきゃいけないだろうなということを思います。
19:05特にご遺族を守るという点で言えば、やっぱり報道がメディアスクラムではないですけど、
19:13殺到してしまうと、本当にただでさえつらい思いをされているところに、
19:19またそれこそフラッシュバックして、根折り葉折り引かれたらつらいと思うんですね。
19:26だからそこらへんもやっぱりこちらのマナーというか、忖度も必要かなというふうに思います。
19:34よろしくお願いします。
19:36ありがとうございます。
19:39ほかはございますでしょうか。
19:512度目で恐縮です。
19:53具体的なことで恐縮なんですけれども、2点だけ確認させてください。
19:58川に入っての自殺についていうことも、さっきの報告書では触れられていたんですが、
20:05今回の7項目の中にも、具体的なことは今の中で言えないかもしれないですが、
20:11それに触れて、それに関連したもののいじめと認められているんでしょうか。
20:17事実認定としては書いてありますけれども、
20:22いじめというふうに評価しているかどうかということについては、
20:26報告書を待って検討いただくということになろうかと思います。
20:31もう1点、さっきの報告書についてですが、
20:35直前に自殺行為に借り立てる何らかの刑劇な心境の変化だったり、
20:41契機があったと推察されるけれども、
20:45情報を得られずに結局は自殺といじめとの因果関係が不明というふうに、
20:51さっきの報告書では書かれていました。
20:55直前の情報ということについて、今回はそれは得られたのか、
20:59もし得たとしたら、主たる原因はいじめと結論付けてはいるものの、
21:04直前の状況は自殺に影響したと考えられるのか教えてください。
21:10前の調査委員会はそういう手法ですけれど、
21:15我々としてはそういう手法をとってはいないということは、
21:18先ほどから説明しているとおりです。
21:21直前のことについては重きを置いておらず、
21:25あくまで長期的に先ほどもあったような心理的苦痛があって、
21:30それが事実なのか。
21:32直前のことも含めて、要するに調査対象にしています。
21:38以上です。
21:42他にございますでしょうか。
21:49手前の方。
21:53共通認識の一問です。
21:561点お伺いしたいのですが、
21:585人の皆さんがあらゆる調査を続けられていて、
22:03共通認識として調査をする中で一番大変にしていたことは何でしょうか。
22:15これも最初にお話ししたと思うんですけれども、
22:20なぜ亡くなったのかという真相解明を、
22:24しっかりとご遺族の要望に応じて真相解明をするということですね。
22:31特にご遺族の方は、
22:34人として先も言いましたけれども、
22:37誰しも感じる悲しさ苦しさ、
22:40ここに我々も共鳴して共感して、
22:44そして調査に当たっていくというのが基本だろうと思います。
22:50そこら辺を大事にしながら進んできたということですね。
22:56それは誰もがというのは、
22:58ひろせさんが感じているような悲しみとか、
23:01これはご遺族だけではなくて、
23:05皆さんも含めて、
23:07誰もが親だったらこんな悲しいことはないです。
23:11つらいことだしね。
23:15大切にしたことは、
23:17基本的にこの調査というのがどういう目的の調査なのかということです。
23:23それは多分一番最初の会議の中でそういう話はしたと思っていて、
23:29要はなぜこういうことが起こったのかということを知りたいと思う遺族の気持ちに答えるということがとても大事だと。
23:40もちろん公平中立とかいろんな言葉は法律だとか何とかありますけれども、
23:46調査の目的としてはやっぱりそこがとても大事なんだろうなというふうに思っています。
23:52その上でいじめとは何かといういじめの認定の在り方とか、
23:59あるいは因果関係の考え方についていろいろ議論をさせていただいて、
24:08本日に至っています。
24:10あと大切にしたことは、
24:12それぞれいろんな専門家がいてここに参加しているけれども、
24:18専門性を発揮するということはとても大事だけれども、
24:22多職種でやるということの意味は、
24:25専門性の発揮と同時にそれぞれの専門に限界があるということをやっぱりお互いに認識しましょうというふうに皆さんとお話をしたように思います。
24:36その上でそれぞれ報告書というのがそれぞれの専門の論文集のような形で、
24:45それぞれ勝手に書いた寄せ集めということではなくて、
24:49やっぱり一つの考え方に基づいた報告書にするということに努めたということになります。
24:55そういう意味ではこの5人のチームというのは素晴らしいチームだったなというふうに思います。
25:05ちょっと補足なんですけど、チームこの5人でやってきたんですね。
25:10チームよくまとまったなと思うぐらい時にも対立しながらやってきたんですけれども、
25:17その中で特に事実認定のところ、これはものすごく丁寧にやれたと思います。
25:24それで先ほどから発言あまりされていないのに伊藤先生の感想なりを本当に皆さん報告書ができたら読んでほしいんですけど、
25:35こんなにやるものかというのを一つのモデルになるんじゃないかと僕は自負していますので、どうぞちょっと一言お願いいたします。
25:48伊藤でございます。
25:49今日は皆様方のご関心は当然ですが、認定のところ、いじめの認定のところ、それから委員会管理のところだろうと思っていて、
25:58私が主として対応させていただきましたのは、土台となるべき事実認定のところ、今お委員長からおっしゃっていただきましたけれども、
26:08先ほども声があったと思うんですが、いろいろ情報が錯綜している根拠でしたので、きちんと客観資料であったり、
26:17教術証拠については複数の教術が一致しているのか、あるいは具体的で確信性のある一貫した教術があるのか、
26:28そういったところをきちんと弁護士として事実認定をやろうというところで、土台のところをまず私の方で主としてやらせていただいたというところでございましたので、
26:44チームの中でその部分をまず自分はしっかりやろうというところでやらせていただきましたので、
26:52ちょっとこの部分の私の報告というところと、
26:56あと先ほど提言の中で、現場の教員の方に負担をかけすぎないようにどうするべきかというようなところの話があって、本当にその通りだと思っています。
27:09先生方がすでに話された通りなんですけれども、多職種の活用というところも非常に重要かなと思っていまして、
27:17例えばスクールカウンセラー、傷つきを評価するにはスクールカウンセラーの先生であったり、
27:23あるいはスクールソーシャルワーカーの先生が間に入って家庭との取り持ちであったり、
27:29あるいは医療福祉というところとのつなぎであったり、そういったところも重要だと思いますし、
27:35今回その事実認定の過程でいろいろと資料を見させていただく中で、各学校のいじめ防止方針、基本方針も拝見しているんですが、
27:45その中にもスクールカウンセラー、あるいはスクールソーシャルワーカー、それからスクールサポーターということで、
27:51警察官の経験者の方も場によって関与していただいて対応していこうということが盛り込まれていて、非常に重要な内容だと思っています。
28:01あと自分自身は東京都の区の方でスクールロイヤーをさせていただいているんですけれども、
28:07重大事態調査ということになるとどうしても大事、大変、大惨事調査というところで現場がなかなか躊躇してしまう部分があるかなと思うんですが、
28:17かなり目の早い段階から中で我々は活動させていただいたりもしているので、
28:23そういったような活用の仕方、多職種連携というところもお題目ではなくて、
28:29実質的な内容としてやっていけると、現場にばかり負担がかからない、そして実効的な在り方があり得るのではないかと思っておりました。
28:39以上でございます。
28:47他にございますでしょうか。
28:53はい。
29:03全体的なことというか、大枠の委員長にお聞きしたいんですけれども、今回長い調査期間、1年以上という調査期間だったんですけれども、
29:12調査を通じて改めて広瀬さんにどのようなことを思い描きながら調査に当たったんでしょうか。
29:21今回いじめとの関係性については、先ほどから繰り返し強調されているように、
29:29心理学的な分析だとか、それから精神医学的な分析という、そこのところを相当重視したということで、
29:40浮かび上がってきた中身から見ていくと、公告書で丁寧に見てほしいんですけれども、
29:48本当に胸に迫ってくるものがあって、本当にこの長い間苦しめたなと、
29:58解明するのに時間がかかりすぎたというので、本当にお詫びしたいような、
30:05僕は個人的にはそういう思いでいっぱいで、ただもうこういうことを繰り返さないような、
30:11大人の対応をやっていくような、いじめも対応ができるような社会的な状況にしたいなと、
30:23そのことで許してもらおうかなというふうに思います。
30:31個人なんですけれども、彼女から何かメッセージを受け取るとしたら、
30:36どんなメッセージを今回の調査を通じて受け取った、どんな思いがあるんですか。
30:41ご承知かと思いますけれども、彼女の絵は素晴らしいんですよね。
30:47それをいろんな場面で見せていただいたりして、
30:53なんか彼女が生きていた、この中学年生までの間の作品なんか、
31:03展覧会でもできたらいいなと僕は勝手に思っていたんですけれども、
31:08彼女が生きていたという証、それをしっかり社会に伝えたい、
31:13特に浅井川の皆さんには使えられたらなという思いが全く個人的に思っています。
31:23ありがとうございます。
31:36北海道新聞の渡辺です。
31:38今の再調査にあたってかなり程度の高い調査をされたという話がありましたけれども、
31:45地方の都市では特に県庁なんですが、こういう第三者委員会であったり、
31:51いじめ防止という観点からかなり専門性の高い知識と対処が必要なのかなというふうに思っているんですが、
32:01そういった人材が今不足しているからというのも県庁としてあると思います。
32:08今回再調査されて、そういった人材不足に関して何かお考えあればお聞かせいただきたいと思います。
32:18いじめのことを研究をしたり考えたりしている人たちというのは多いんだと思うんですよね。
32:30それは例えば精神医学会、省に精神医学会であるとか、
32:42心理学の分野でもそうですし、法律の分野でも教育法学会などはそのテーマとして取り上げたりしていますけれども、
32:49やはり多職種で教室のプロットフォームで議論をするということがまだ今欠けているように思います。
33:04その意味では、いじめ防止学会というのを立ち上げるというお話になっているんですけれども、
33:13そういうことはとても大切なんだろうなと。
33:16そういった中でいじめの問題について考えると同時に、
33:22多職種の間できちんと交流をして、いじめ問題の難しさだとか、
33:29あるいはどういうふうに考えたらいいのかということを共有し広げていくということが、
33:36専門家の拡大にもつながっていくというふうに思うので、
33:42各学会専門分野で多活動化といったらちょっと表現が悪いんですけれども、
33:48そこにとどめることなく広くいろいろ議論していく措置というのが出来上がっていくということが大切かなというふうに思ったりはしています。
33:57ただいろいろ推薦依頼を受ける立場にもあったりするので、
34:03確かにやはり人材なかなか確保が難しいというのがありますけれども、
34:08ただ一足飛びにそれが解消するということはあり得ないので、
34:12そういった地道な取り組みというのがとても大事なのかなというふうに考えております。
34:21今の問題については文科省の方も積極的に乗り出して、
34:26人員の紹介とかそういうのを始めるということを言っていますよね。
34:32だから政府も構えは少しずつ変わっているのかなと思います。
34:39時間が迫ってきたところなんですけれども、
34:42最後のあたりでご質問いらっしゃいますでしょうか。
34:49よろしいでしょうかね。
34:50それでは以上をもちまして終了させていただきます。
34:55これをもちまして記者会見を終了させていただきたいと思います。
35:00一言いいですか。
35:01ごめんなさい。
35:02中です。
35:03本当に今日は報道の方々が皆さんいらしてくださいまして、どうもありがとうございました。
35:10先ほど副委員長が言われたように、正確に報道していただきたいというふうに思うことと、
35:18やはり遺族の方々、関係者の方々、もしこの取材みたいなことがあるとした場合に、
35:25繰り返していろんな方が何度も求められるということがあると、
35:29そこでまた今度はいじめの一案である程度、
35:33また第二の精神的な意外が起きていくのではないかというふうにすごく懸念するところです。
35:41ですので、例えば取材をされるのであれば、どこかが自分のところでまとめましょうみたいな形で旗を振っていただいて、
35:51共同で話を聞かれて、それを共有されるとか、
35:55そういう工夫などをしていただけたりするといいなというふうに勝手に診療、診癒を専門とするものとしてお考えいたします。
36:04どうぞよろしくお願いいたします。
36:06以上をもちまして記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。
36:14ありがとうございました。
36:36ありがとうございました。
37:06ありがとうございました。