宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100

  • 4 年前
1900年代初頭の禁酒法時代。
ロンドンからニューヨークへ向かう貨客船「センチュリー号」を舞台に、小説家志望の通信士と、若き人妻を中心に繰り広げられる祝祭劇。


センチュリー号の一等通信士ジェイク。
彼は少年時代に経験したある出来事を機に海の男に憧れ、一等通信士になったが、乗客たちの手紙を受信するという仕事柄、様々な人間模様を垣間見るうちに小説家なりたいと思うようになる。

いつものように「航海日誌」と題した書きかけの小説を携え船に乗り込んだジェイクは、夜のデッキで不思議な少女に遭遇する……