• 5 年前
難破船・中森明菜 ・グレーのドレス
作詞:作曲・加藤登紀子 1982年
たかが恋なんて忘れればいい 
泣きたいだけ泣いたら
目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと

そんな強がりを言ってみせるのは
あなたを忘れるため
さびしすぎて こわれそうなの
私は愛の難破船

折れた翼 広げたまま
あなたの上に 落ちて行きたい
海の底へ 沈んだなら
泣きたいだけ 抱いてほしい

ほかの誰かを愛したのなら
追いかけてはいけない
みじめな恋つづけるより
別れの苦しさえらぶわ

そんなひとことで ふりむきもせず
別れた あの朝には
この淋しさ 知りもしない
私は愛の難破船

おろかだよと 笑われても
あなたを追いかけ 抱きしめたい
つむじ風に 身をまかせて
あなたを海に沈めたい

あなたに逢えないこの街を
こん夜ひとり歩いた
誰もかれも知らんぷりで
無口なまま 通りすぎる

たかが恋人を なくしただけで
何もかもが消えたわ
ひとりぼっち 誰もいない
私は愛の難破船

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