難破船・中森明菜 二十歳の冬 数多い中でも感動編

  • 7 年前
中森明菜 ・難破船・作詞:作曲・加藤登紀子 1982

たかが恋なんて 忘れればいい
泣きたいだけ 泣いたら
目の前に違う愛が
見えてくるかもしれないと

そんな強がりを 言ってみせるのは
あなたを忘れるため
さびしすぎて こわれそうなの
私は愛の難破船

折れた翼 広げたまま
あなたの上に 落ちて行きたい
海の底へ 沈んだなら
泣きたいだけ 抱いてほしい


ほかの誰かを 愛したのなら
追いかけては 行けない
みじめな恋つづけるより
別れの苦しさ えらぶわ


そんなひとことで ふりむきもせず
別れた あの朝には
この淋しさ 知りもしない
私は愛の難破船

おろかだよと 笑われても
あなたを追いかけ 抱きしめたい
つむじ風に 身をまかせて
あなたを海に 沈めたい


あなたに逢えない この街を
こん夜ひとり歩いた
誰もかれも知らんぷりで
無口なまま 通りすぎる

たかが恋人を なくしただけで
何もかもが消えたわ
ひとりぼっち 誰もいない
私は愛の難破船

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