明日へ つなげよう選「悲しいけれど生きる~帰還した人々と柳美里の創作劇~」20190307

  • 5 年前
作家の柳美里さんは3年前、福島県南相馬市に家族と移住した。7年経った今も原発事故の影響が残る。住民の帰還率は3割程度。戻った住民も自宅の解体を強いられたり、受け取った賠償金の額でつながりが分断されている。柳さんは住民たちの苦しみや悲しみを分かち合おうと創作演劇を始めた。演じるのは住民自身。台本も住民が体験した原発事故をベースに作り上げられた。すると住民たちは誰にも言えなかった思いを語り始めた。