嗚呼!オオマイゴット シリア難民の悲劇

  • 9 年前
シリア難民の子ども遺体漂着受け対策求める声
NHK 9月4日 15時21分
中東などから地中海を渡って難民や移民がヨーロッパに流入するなか、トルコの浜辺にシリア難民の男の子の遺体が流れ着いたことが欧米などで大きく報じられたことを受けて、幼い子どもも犠牲になる難民などの問題への対策を求める声が一段と高まっています。

トルコ南西部の沖合で2日、内戦が続くシリアを逃れギリシャを目指していた難民たち23人を乗せていた2隻のボートが沈没し、子ども5人を含む12人が死亡しました。このうち、3歳の男の子の遺体がトルコの浜辺に漂着し、欧米や中東のメディアは幼い子どもも犠牲になる難民などの問題を象徴するものだと大きく報じています。
また、激しい戦闘が続いてきたシリア北部から逃れてきたという男の子の父親が幼い2人の子どもと妻を亡くし、「今はただ、子どもたちと妻の墓のそばに座っていたい」と涙ながらに話す様子とともに、激しい戦闘が続いてきたシリア北部から逃れる難民の厳しい現状も伝えています。