GLAY--夏音(2006.09.13)

  • 17年前
夏の空は 今日も青空で 
君を思い出すから嫌いだった

君の声が聞こえる 耳をくすぐる響き
照れてる君が好き 夏の音にまぎれて
哀しみの微笑を 喜びの涙を
そのひとつひとつが 僕の宝物

あの日出会って 見つめ合って 
指が触れて 愛しさ知った
求め合って 恋に落ちた 
慰め合って 愛になった
そんな日々の跡

夏の星は とても瞬いて
君のはしゃぐ 様子が嬉しくて
もっと好きと 伝えたかったけど
言葉にも 出来ないまま

夏の音はとても儚くて
君を思い出すから切なくて
きっといつか君の哀しみを
全て背負うそれが僕の夢だった
あの頃

君は瞳を閉じて 唇を震わせた
ずっと忘れないでと 言った様な気がした
月は顔を隠して 闇の深さを増す
見上げた星が今 人知れずに消えた

君はきっと 僕の中の 
引き出しから 君をさらって
あの温もり あの優しさ 
あのときめき 行かないでどうか 
行かないで

夢中で駆けた 二人のページから
君の思い出ばかり 溢れ出て
そっとそっと 扉を開ければ
あの日 あの時と同じで

夏の空は 今日も青空で
君を思い出すから嫌いで
一人読んだ 最後のページには
「精一杯生きた証の様な恋でした」

僕は恋はずっとそのままで
一人 大人になるのが
寂しくて

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