続発するアレルギー事故 学校給食で何が

  • 11 年前
2013年2月21日(木)放送
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3314.html

昨年12月、調布市の小学校で粉チーズ入りのチヂミを食べた「食物アレルギー」による死亡事故が発生した。学校でのアレルギー事故は年々増加し、今や年間300件に上っている。ここ数年、国は、健康的な食生活を学習する「食育」の一環として、アレルギーがある子どもへの給食の対応を求めてきた。しかし、アレルギーによるリスクを防ぐ具体的な方策は学校に任されており、専用調理室の整備やリスク情報の共有は必ずしも十分とは言えないのが実情だ。調布市の事故の経緯と教育現場のアレルギー対策の模索を通じて、給食のあり方について考える。