笠井亮(共産)の質問/TPP交渉 聖域などはどこにもない 新顔は蒸し返すなという交渉
笠井亮衆院議員(共産)の予算委員会質問
実際に守ってるのは米国益/ 日の丸に頭下げさせ国を売る/新顔は蒸し返すなという交渉
共産党・笠井衆院議員が、日本の国益となる「例外」は交渉の中で守れるとTPP交渉参加を表明しようとする安倍首相に質問した。後から参加する新顔の国が例外を主張できないような重大問題の存在を明らかにした。与党議員が真剣な表情で聞き入る。
新規交渉参加国が不利になる条件は民主政権時代に文書にしていた。笠井議員に安倍首相は「引き継ぎを受けてない」と答弁。新規参加に求められるのは3点。議論せずに、理解しないで交渉参加表明すれば内閣の重大責任となる内容だ。
「新規交渉参加国に求める共通条件」の3点とは①包括的で質の高い協定への約束②合意済みの部分をそのまま受け入れ、議論を蒸し返さないこと③交渉の進展を遅らせないこと。首相がこの重大情報の引き継ぎも受けずTPP参加表明をしようとしていることが明らかになった。
新規参加の3条件は「9カ国で合意したものではない」と岸田外相が弁解。ではメキシコ、カナダのTPP参加後、新規参加の条件を書いた念書の存在は確認しているのか笠井氏が問うと、外相は「交渉参加条件となる情報は認識してない」。重大情報は参加後に知らされる。後の祭りに突っ込むのか。
安倍首相は自民総裁のとき「国民的な議論を深めていく努力を野田さん自体がしていないじゃないですか」と野田首相をこき下ろした。新規参加条件も知らずTPP交渉に踏み出せば「聖域」を守るどころでない。売国の危機に直面する。
TPPで「政党が十分に議論を深めているか、理解を深めているか怪しい時に、いきなり外交の場に持ち込む。外交を弄ぶ」と安倍氏は野田首相を攻撃した。共産党・笠井氏は「その批判は総理自身にそのまま跳ね返ってきている」と批判。拙速なTPP交渉参加の結論は許せないと述べた。
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日本共産党の笠井議員の質問は、何を聞きたいのか、どういう答えが欲しいのか、あるいは返ってきた答えにはどういう質問をするのか全部論理立てられているようで委員会全体に緊張感があった。
実際に守ってるのは米国益/ 日の丸に頭下げさせ国を売る/新顔は蒸し返すなという交渉
共産党・笠井衆院議員が、日本の国益となる「例外」は交渉の中で守れるとTPP交渉参加を表明しようとする安倍首相に質問した。後から参加する新顔の国が例外を主張できないような重大問題の存在を明らかにした。与党議員が真剣な表情で聞き入る。
新規交渉参加国が不利になる条件は民主政権時代に文書にしていた。笠井議員に安倍首相は「引き継ぎを受けてない」と答弁。新規参加に求められるのは3点。議論せずに、理解しないで交渉参加表明すれば内閣の重大責任となる内容だ。
「新規交渉参加国に求める共通条件」の3点とは①包括的で質の高い協定への約束②合意済みの部分をそのまま受け入れ、議論を蒸し返さないこと③交渉の進展を遅らせないこと。首相がこの重大情報の引き継ぎも受けずTPP参加表明をしようとしていることが明らかになった。
新規参加の3条件は「9カ国で合意したものではない」と岸田外相が弁解。ではメキシコ、カナダのTPP参加後、新規参加の条件を書いた念書の存在は確認しているのか笠井氏が問うと、外相は「交渉参加条件となる情報は認識してない」。重大情報は参加後に知らされる。後の祭りに突っ込むのか。
安倍首相は自民総裁のとき「国民的な議論を深めていく努力を野田さん自体がしていないじゃないですか」と野田首相をこき下ろした。新規参加条件も知らずTPP交渉に踏み出せば「聖域」を守るどころでない。売国の危機に直面する。
TPPで「政党が十分に議論を深めているか、理解を深めているか怪しい時に、いきなり外交の場に持ち込む。外交を弄ぶ」と安倍氏は野田首相を攻撃した。共産党・笠井氏は「その批判は総理自身にそのまま跳ね返ってきている」と批判。拙速なTPP交渉参加の結論は許せないと述べた。
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日本共産党の笠井議員の質問は、何を聞きたいのか、どういう答えが欲しいのか、あるいは返ってきた答えにはどういう質問をするのか全部論理立てられているようで委員会全体に緊張感があった。
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