シャトル洗浄機 vs ゴム成形機 NO1

  • 13 年前
ゴム押出機を6台有する企業で、長いゴム製品が一方にだけ曲っていってしまうという問題が起きている。担当者は、これが15年以上という長い期間を経た機械で顕著なことか­ら、ゴムの温調がスケールに邪魔されて全周で一様になっていないのではないかと考えた。
先ず、クーリングジャケットに入る水通路の設計容積:583ccに対し実際の水がどれだけ入っているかを調べた。入り口に缶をあてがい、出口が満水であることを確認したう­え弱い空気圧を掛けて水を抜いた結果、183ccという量の錆を含む水が出た。これは設計容積:583ccに対し設計量の31%と酷く少ない量であった。
その後クーリングジャケットをシャトル洗浄機で洗うことした。
洗浄には洗浄剤を使用し、時間は2時間の予定で始められた。
シャトル洗浄機による洗浄後、同様のテストを行った結果、錆を含む水428ccが出た。これは183ccの2.34倍である。時間が2時間と限られていたため設計容積と同­じとまではいかなかったが、十分目処がついた。
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