こうのとり(HTV) 宇宙へ飛翔! 技術者の開発苦闘証言!

  • 13 年前
日本初の無人宇宙補給船がこうのとりである。こうのとりは、真空暴露された非与圧部分と大気と同様の成分を充填された与圧部分、制御部分や推進部分で成り立っている。
 この非与圧部分で、きぼうの船外実験装置やISSトラス部に設置されている、バッテリーなどの軌道上交換ユニット (ORU) を運搬できるのが、他の無人宇宙補給船にはない、こうのとりの利点特徴である。
 ドッキングも特徴的である。ISSに接近した後、相対停止状態に入り、徐々にISSに近づき、ロボットアーム保持位置可能位置で、相対停止し、ロボットアームで保持されて、ISSドッキングボート(共通結合機構)とこうのとりドッキングポート(共通結合機構)が接合する、世界初のドッキング方法である。
このような特徴的な機能を持つこうのとりは、米ロ宇宙技術者を感嘆させたのである。
だが、こうのとりの進化は止まらない。
帰還機能の追加と、人員輸送機能の追加が間近である。
実現へ向けて、技術者は立ち止まらない!

日本の宇宙技術者の闘いは、果てしなく続く!