オバマ大統領、思い出の鎌倉訪問

去年来日した際、「子どもの頃、母親と鎌倉の大仏を訪れた」と語っていたオバマ大統領。思い出の地を訪れたいという願いが実現しました。

　「ここに来るのは２回目です。１度目はとても小さくて、６歳でした」（オバマ大統領）

　４３年ぶりに訪れた大仏を懐かしそうに見上げた大統領。芳名録に、「その美しさは年月がたっても私の脳裏に焼き付いていました」と記しました。

　そして、土産物店で２人の娘たちのために翡翠のブレスレットを購入した後、６歳のとき夢中になったという抹茶アイスを渡されました。

　「Ｖｅｒｙ ｇｏｏｄ！（おいしい）」（オバマ大統領）

　訪問を終えて帰る際には、近くで見ていた土産物店の人たちに歩み寄って、握手を交わす場面もありました。

　「温かい手で、人柄もにじんでて」（オバマ大統領に声をかけられた人）

　今回の滞在中、一般市民と触れ合う唯一の機会となった鎌倉への訪問ですが、滞在時間はわずか２０分あまり。オバマ大統領は先ほど、日本を後にしました。（14日17:34）