sakusaku 2008.04.15 perfume 登場 2/5 混迷

  • 14 年前
今回のために振り付け師の方に「perfumeのダンスってなんですか?」と聞いたところ「無重力ロボットダンス」と言われた。 
よく聞くと「印象的なポーズを連続して織り込んでいく技法は、ロボットダンスの延長線の技法で、ダンスポーズは、普通の人がやるとバランスがとれず、奇麗に作れない、それを連続でやると動いた瞬間にその方向に崩れてしまう、それができるのは、重力が存在しないのか、足が固定されているかでないとできないのだが、それを事も無げにやってしまう。それがperfumeのダンス」と言われた。 「そんなすごいことができるのになぜ4年間も売れなかったのか」と聞くと「事務所がアイドルの売り方を知らなかったから」と即答されてしまった。

アミューズは、おそらく日本一の事務所です。ソニーミュージックエンターテーメントは分社化が進んでしまい、問題が多いし、エイベックスもこのところ赤字がつづいているので、間違いなく優秀な事務所なのだが、perfumeの2003年から2006年までの4年間を見ると確かにおかしい。

中田ヤスタカ氏が2003年彼女らの曲を担当した時、事務所から「アイドルの曲はかっこいいのはダメ」 といわれその後2007年「ポリリズム」を作曲するまでよくわからない理由でダメだしをうけていたエピソードは有名な話だ。

perfumeの東京進出は、決しておかしな物ではない。アミューズの新人育成プロジェクトBEE-HIVEに参加する一方、各種のイベントなどにも参加している。

テレビなども新人としては、かなり頻繁にでていたのも確かなのだが、どうしても年齢どおりに見えない。 「スイートドーナッツ」のPVを見ていると小学生としか思えない このころAKB48と共演したことがあるのだが、確か同じ年齢だったはずなのだが、なんだかコスプレしたおかしな人としか見えなかったことを良くおぼえています。

どうも何かの理由でそういく売りだし方をしていたようなのですが、そもそもそれを受け入れてくれるマーケットがあったのか疑問だし、実際ほとんど売れていない。  

ところがこの時はまだ準備期間的な時期でまだまだ余裕があったのですが、2005年から2006年になるとさらに暴走ていくのですが...