韓国・ソウル市内の交差点で車が歩行者を次々にはねる瞬間をカメラがとらえる

  • 14 年前
韓国・ソウル市内で15日午前、横断歩道を渡る歩行者を車が次々にはねた。
歩行者が横断歩道を渡っていると、突然車が歩行者を次々にはね、そのままビルの1階に激突した。
事故の決定的瞬間をとらえていたのは、たまたま赤信号で止まっていたバスの車載カメラだった。
警察の調べによると、15日午前、ソウル市内の交差点で、45歳の女が運転する車が右折をしようとしたところ、車は猛スピードで直進した。
横断歩道を渡っていた歩行者を次々にはね、車は、ビル1階にあるパンの販売店に突っ込んだ。
パン販売店の店員は「死んでしまうところでした。お客がケーキでも買っていたら死んでいたでしょう」と話した。
店の外には、車にはねられ倒れた女性の姿もあった。
この事故で、21歳の女性ら4人がけがをし、うち2人は重体だという。
目撃者は「突然の出来事にみんなが驚き、事故直後は誰も手がつけられない状況でした」と話した。
車を運転していた女は、調べに対し「ブレーキを踏んだが、スピードがまったく落ちなかった」と話していて、警察は、事故の原因を慎重に調べている。