動画：ウクライナ軍、最新鋭のロシア製ドローンを撃墜

ウクライナ軍は、ロシアのクルスク地域で行われた作戦中に、最新鋭のロシア製ドローン「オリオン」を見事に撃墜しました。この攻撃は、冷戦時代の短距離防空システム「Strela-10」（SA-13ゴーファー）を使用して行われました。

この作戦は、ウクライナ空挺軍第80独立強襲空挺旅団によって実施され、旅団はこの成功をTelegramの公式チャンネルで確認する動画を共有しました。

動画に添えられたメッセージでは、ウクライナ軍がオリオンUAVを正確に命中させた様子が詳述されています。このドローンは、偵察と攻撃の両方が可能なため、重要な脅威となっていました。

「この種の無人航空機は、空中偵察を行うだけでなく、地上目標を攻撃可能な4発の空対地ミサイルを搭載できるため、非常に危険です」とウクライナの空挺兵は語っています。

オリオンUAVは、ロシアの無人航空機艦隊に最近加わった最新型の一つで、Kronshtadtグループによって開発されました。中高度・長時間滞空型（MALE）ドローンとして分類されており、長時間の監視ミッションを行うだけでなく、地上への空爆も行える能力を持っています。

この作戦は、ソビエト時代のシステムを使用しながらも、ウクライナの防空能力が依然として効果的であることを示しており、ロシア軍との継続的な戦いにおいてその力を証明しています。

出典：defence-blog.com 。写真と動画：X @Archer83Able