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作詞・作曲:真島昌利

1988年11月23日、メルダックからリリースされた。
メジャーデビュー前から6枚目、デビュー後5枚目のシングルである。
3rdアルバム『TRAIN-TRAIN』と同時発売。シングルでは、アルバムに収録されているものと同じテイクが使用されているが、ブルースハープとドラムで奏でる列車が疾走するような前奏部分が収録されていない。
TBS系列の学園ドラマ『はいすくーる落書』の主題歌に起用され、バンド始まって以来初のオリコンシングルチャートベスト10入りを記録した。同じく同系の音楽番組『ザ・ベストテン』では、唯一10位以内(1989年2月23日第4位で初登場、同年3月2日に最高位の第3位、同年3月30日第9位まで合計5週間)のランクインを果たしたが、同番組に生出演する事は一度も無かった。

ピアノを全面に加えた初めての曲でもあり、真島作曲の初のシングルA面である。ジャケットに書かれてある歌詞は、真島の手書きである。歌詞カードではサビの最後は「行け」となっているが、曲中では「行く」と歌われており、ライブでも常に「行く」と歌われた。アルバムver.以降はサビの部分の歌詞が記載されていない。
ライブでは、「パイナップルの逆襲ツアー」では1曲目に、凸凹ツアーではアンコールのラストに歌われ、ライブで1曲目とラストに歌われた唯一の歌である。

速い8ビートのリズム、哀しみや絶望もはらみつつ前向きな歌詞、シンプルで美しいメロディ、聴き手を高揚させる曲構成……と考えるといかにもブルハ王道の曲だが、ピアノを全面的に入れ、ストリングスまで加えたアレンジといい、歌い出しのヒロトの声のか細さといい、それまでのブルーハーツとは大きく違う冒険作でもあった。のちにヒロトがインタヴューで、この曲のリリース前、「これまでと違いすぎる」とマネージャーが心配した、という話をしていたのを憶えています。

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