(後編)十月の悪夢 1962年キューバ危機・戦慄の記録 破滅の淵の13日

  • 11 か月前
NHKスペシャル
キューバ危機・戦慄の記録 十月の悪夢

十月。人類は全面核戦争突入という悪夢を見た。
1962年10月、アメリカの喉元にあるキューバへソ連の核ミサイルが配備された。米ソ冷戦は頂点に達し、世界は全面核戦争の危機に恐怖した。ケネディとフルシチョフ、米ソの首脳が危機の中、冷静に判断し解決したという史実は神話だった。ホワイトハウスは大混乱に陥り、クレムリンは凍りついた。「キューバ危機」から30年目、アメリカで機密文書が公開された。そして取材班は冷戦崩壊後の旧ソ連、キューバの文書をも入手し、関係者の証言とともに核兵器を作り出した人間の驕りとおろかさを告発する。

◆平成4年度文化庁芸術作品賞受賞
◆第30回ギャラクシー賞優秀賞受賞

【後編】「破滅の淵の13日」
キューバに配備されている核ミサイルがアメリカ本土を狙っている事実を知り大混乱に陥るホワイトハウスの姿、判断不能となるクレムリン、玉砕を覚悟するキューバ、この悪夢が全くの偶然によって回避されるまでの13日間を描く。
(74分)

語り:日下武史
音楽:牟岐 礼

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