映画『スキャンダル』特別映像

  • 4 年前
映画『スキャンダル』特別映像
本作は、FOXニュースのキャスターであったメーガン・ケリーをシャーリーズ・セロンが、同じくキャスターであったグレッチェン・カールソンをニコール・キッドマン、FOXニュースのCEOであったロジャー・エイルズをジョン・リスゴーが、それぞれ俳優たちが特殊メイクを施し実在の人物を演じた。
特にシャーリーズ・セロンの変貌ぶりにはその再現度に世界が驚愕し、本年度アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。

この度、メイクアップ技術を撮影したタイムラプス動画を解禁!
特殊メイクを担当した日本出身のカズ・ヒロ(辻一弘)はそれぞれのメイクについて、「シャーリーズが一番メイクが厚いと思う。メーガンは瞼が厚いけど、シャーリーズの瞼は深くくぼんでいる。かなり形が違う。だから、コンタクトレンズを作り、鼻の先、下顎、両側のエラにピースを付けた。私とケリー・ゴールデンが毎日、彼女にこの人工メイクを施し、その後にヴィヴィアン・ベイカーが普通のメイクを施していた。それに、シャーリーズ自身も素晴らしいメイクアップ・アーティストで、時には自分でメイクをしていたよ。」と、セロンのメーガン・ケリーメイクについて明かし、キッドマンのグレッチェン・カールソンメイクについては「付け加えるピースは鼻と顎だけにして、最低限にとどめたんだ。ニコールの顔は非常に細い一方で、グレッチェンの顔は丸かったので、最初は、頬をカバーするピースをデザインしていたんだが、話し合いの末、それは無しにすることになった。最終的に鼻と顎だけになったんだ。」とポイントを解説。
さらに、リスゴーのロジャー・エイルズメイクについては「彼の場合はハイブリッドというか、ジョンとロジャーの間という感じだね。準備期間があまりなかったので、最適なデザインを探る時間がなかった。だから、ジョンの見た目を維持しつつ、ロジャーのエッセンスを付け加えていったんだ。ロジャーは、どこかブルドッグような顔をしているからね。頬が垂れていて、鼻が大きい。」とその特徴について話している。