ドラマ『おいしい給食』予告編

俳優・市原隼人が教師役を演じて生徒と給食を「おいしく食べるか」という闘いを繰り広げる学園グルメコメディドラマ『おいしい給食』予告編が解禁となった。

1984年夏。常節中学校の校門に立つ数人の教師と当番の生徒。登校する生徒たちに挨拶している。その中に立つ教師、甘利田幸男（市原隼人）。甘利田には秘密があった。それは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」であること。給食のために学校に来ているといっても過言ではない、給食マニア教師・甘利田は、ただ心の奥底で給食を愛するだけ。教師が生徒以上に給食を楽しみにしているなどと知れたら、威厳が失墜するからだ。だが、そんな彼の前にある一人の生徒が挑戦状を叩きつけることになる。彼の名前は神野ゴウ（佐藤大志）。給食に愛がある故に変革を求める13歳だ。どちらが給食を「おいしく食べるか」。給食マニアの教師と生徒の、静かな「闘い」がはじまろうとしていた。一方、御園ひとみ（武田玲奈）が、3ヶ月の臨時雇いで、常節中学校に赴任してくる。彼女は甘利田が担任を務める1年1組の副担任を受け持つことになるが、赴任早々に給食費が無くなる事件が起こる。

解禁された予告編映像は、市原演じる甘利田の給食愛が炸裂給食をおいしそうに食べて、食べて、食べまくる甘利田の「ファンタ―スティック」という脳内の声が漏れ出るほど。そんな給食を愛してやまない甘利田に闘いを挑む生徒・神野は甘利田を見てニヤリとほくそ笑む。佐藤大志演じる神野は、そのままの給食を美味しく食べることに意義を見出している甘利田とは違い、給食をアレンジしてよりおいしく食べようとするタイプ。牛乳をシェイカーで振ったり、タルタルソースをトッピングしたりする神野の行動に「そんなのうまいに決まってるだろうー」と甘利田は興奮のあまりメガネも吹っ飛ばすほどの衝撃を受けまくる。こんな先生がいたら面白いと思えるぐらい、給食のために学校に来ているといっても過言ではない甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が描かれる中に起こるこの闘い。果たして甘利田と神野の給食マニアのどちらに軍配が上がるのか!?

タイトル：おいしい給食
監督：綾部真弥、田口桂
出演：市原隼人、武田玲奈、佐藤大志、豊嶋花、辻本達規、いとうまい子、酒向芳

『おいしい給食』は10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送開始となる。