加瀬芳美(49)と加瀬敬幸(43)　C型肝炎薬「ハーボニー」偽薬販売容疑で夫婦逮捕へ(2018/02/07 11:57)

C型肝炎の治療薬「ハーボニー」の偽物が医薬品卸売会社に販売された事件で、警視庁は別の薬物事件で広島県で逮捕・起訴されている夫婦を東京に移送して逮捕する方針です。

　加瀬芳美被告（49）と加瀬敬幸被告（43）の夫婦は去年1月、東京・千代田区の医療品卸売会社にC型肝炎の治療薬「ハーボニー」の偽物入りのボトル2本を販売した疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、事件当日、東京駅から偽物の薬が持ち込まれた事務所の間を往復したタクシーの運行記録やその付近の防犯カメラの映像から、2人が事件に関与した疑いが強まったということです。ハーボニーは副作用が少なくて効果が高い薬とされていますが、値段は1本150万円以上だということです。