• 7 年前
熟練の職人が丁寧に作り上げる「一生付き合える家具」
【私の想い】
お客様の満足を大切にします
長年培ってきた技術を大切にします
木を植えてくれた先人の心に感謝します

私は木と向き合って間もなく60年になります。使用している木材は国産で自社製材工場で加工・乾燥させた木材にこだわり、全て製材してから20年?30年と何時でも製品加工できるように自然乾燥しております。
長年、培ったきた大工の技術と木製品ならではの繊細な技術を融合させ、唯一無二のお客様だけのオーダーメード家具・木工品の製造に取り組み、末永く使っていただけ、見ているだけでも満足して頂ける宝物になればと思い製造をしています。
大量生産は出来ませんが、木の特徴や製造工程までひとつひとつの仕事を、お客様と良く話をし、そして木とも相談してモノづくりに取り組んでおります。
木材は自然のものなので、どうしても歪み等が出てくるが、加工前に十分に自然乾燥をさせることにより、不具合をなくし、消費者の使い勝手を一番に考えております。
当社の乾燥場の木材を見て、その木材で家具の注文を頂くのですが、すぐに仕事に着手する事は出来ません。なぜかと申しますと木にはそれぞれの癖が有り、乾燥した木の盤を製材機にかけて小割りすると、木は生きているので力のバランスが崩れて木狂(きぐるい)があります。
これは乾燥していても必ずあります。木割りをし、日光に当てず、風に当てて木の動きを見ます。
1ヶ月程していよいよ加工に着手しますが、本木造りではありません。木工機にかけて切削(せっさく)するとまた木は動きます。
そこから更に1ヶ月ほど木と相談する訳です。
そのようにして木の加工に着手するまで、何工程を重ねます。
ただ木製品を造るだけでなく、この工程はお客様にも解って頂く事も大切な事と私は考えています。
このように管理しなければ、せっかくお買い求め頂いた、木製品は割れ、反り、隙間などが生じ、残念な結果になります。
何十年、何百年の古木を見ると、この木を植えてくらた人がいて、切る人がいて様々な人が関わり製品となるんだと思うと感慨深く、お酒で清めてから製材します。
木を植えてくれた人、育ててくれた先人に感謝し、製品を買って頂いた方々に末永くご愛用できるように願っております。

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