U-18・若き日本代表・初の世界一への挑戦、安楽、森友哉、松井裕樹他

  • 8 年前
台湾で開催された第26回 IBAF 18Uワールドカップ。日本はこの年、「侍ジャパン」が結成された。この時のメンバーで、のちにプロ入りした選手が12人。  
【2013年】
松井裕樹(桐光学園―東北楽天ゴールデンイーグルス)
森友哉(大阪桐蔭―埼玉西武ライオンズ)
渡辺諒(東海大甲府―北海道日本ハムファイターズ)

【2014年】
高橋光成(前橋育英―埼玉西武ライオンズ)
安楽智大(済美―東北楽天ゴールデンイーグルス)

 松井はこの年、高校生ナンバーワン左腕と評され、2012年夏の甲子園・今治西戦では、22奪三振を記録するなど、日本中の高校野球ファンを魅了した。高橋光は2年生時に、第95回全国高校野球選手権の優勝投手。さらに、安楽は甲子園で最速155キロを計測し、2年生ながらエース格の活躍が期待されていた。
 野手では、キャッチャーの森は、2012年の大阪桐蔭の春夏連覇に貢献。走攻守三拍子揃ったスーパーキャッチャーとして、2年連続の代表入りを果たした。渡辺もまた、1年春から公式戦に出場し、2年夏に甲子園に出場すると4強入りを経験。走攻守三拍子揃ったショートストップとして高く評価された。
 また、同大会を率いる西谷浩一代表監督(大阪桐蔭 硬式野球部監督)が、甲子園出場、未出場の選手問わず、世界で活躍できる選手を起用したいという思いから、この年は、3年間通じて甲子園に一度も出場したことがなかった田口麗斗(広島新庄―読売ジャイアンツ)が選出されたこともまた、大きな注目を集めました。

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