横浜市民病院で医療ミス 2016年09月02日

  • 8 年前
横浜市民病院で医療ミス

横浜市立市民病院がことし2月、女性患者の脳の手術を行った際誤って血管を切る医療ミスがあったことを明らかにしました。
女性患者は、容体は安定しているということですが、意識レベルは低いということです。
横浜市によりますと、ことし2月横浜市立市民病院で50代の女性の脳の血管の手術を行った際に、男性の医師が血管を手術器具で切ったということです。
その場で止血処置などが行われましたが、手術の2週間後に女性は、くも膜下出血を起こしたということです。
女性は現在容体は安定しているということですが呼びかけに反応する程度で、意識レベルは低いということです。
病院が設置した外部の有識者による調査委員会が原因を調べた結果、医師には十分な技術はあったものの、ミスで血管を傷つけた医療ミスと判断したということです。
横浜市立市民病院の石原淳病院長は「患者さんやご家族の皆様に深くおわび申し上げます。医師の技能研修を行うなど再発防止に努めたい」と話しています。
2016年09月02日 17時39分