(秋田)パチンコ店放火事件 起訴内容の一部否認・・・パチンコに負け 2016/6/14

  • 8 年前
パチンコ店放火事件 起訴内容の一部否認
(秋田県)
去年5月、秋田市外旭川のパチンコ店に火をつけたとして、放火の罪に問われている女の裁判員裁判が秋田地裁で始まりました。被告の女は起訴内容の一部を否認しました。
起訴されているのは、秋田市牛島西の無職・小田島奈央子被告38歳です。
起訴状によりますと、小田島被告は去年5月、秋田市外旭川にパチンコ店で女子トイレの個室にあるトイレットペーパーの入った容器にライターで火をつけ店を全焼させた現住建造物等放火の罪に問われています。
13日から始まった裁判員裁判の初公判で、小田島被告は、火をつけたことは認めたものの「燃え移るとは思わなかった」などと起訴状の内容を一部否認しました。
冒頭陳述で検察側は、被告はパチンコに負け、従業員の接客態度への不満から燃え移ると認識しながらもそれでもかまわないと思い犯行に及んだと指摘しました。
一方、弁護側は被告に火が壁などに燃え移るという認識はなく、現住建造物等放火の罪にはあたらないと主張。
また、けが人もいないなど情状面での考慮を訴えました。
判決は、今月23日に言い渡されます。
[ 2016/6/14 13:31 秋田]