暴力団「浪川睦会」 危険ドラッグ押収2人逮捕 2016年1月20日

  • 8 年前
危険ドラッグ押収2人逮捕
実弾や覚醒剤を所持していたなどとして、去年、逮捕・起訴された宮城県の2人の暴力団関係者が、ほかにも麻薬や指定薬物の成分を含んだ危険ドラッグ、およそ38キロを所持していたとして、20日までに再逮捕されました。
再逮捕されたのは、宮城県岩沼市の自営業 石黒祐司容疑者(43)と、宮城県岩沼市の土木作業員、鈴木正容疑者(43)です。
警察によりますと、2人は麻薬や指定薬物の成分を含む植物片や粉末の危険ドラッグおよそ38キロを所持していたとして、麻薬取締法違反と医薬品医療機器法違反の疑いが持たれています。
2人は、福岡県に本部がある指定暴力団「浪川睦会」の下部組織で、山形県天童市に事務所がある「浪川総業」の関係者で、去年11月、実弾や覚醒剤を所持していたなどとして逮捕・起訴されていました。
捜査にあたっている山形県警察本部と宮城県警察本部の合同捜査本部が余罪を追及した結果、鈴木容疑者の自宅の物置から危険ドラッグが発見されたということです。
警察は、危険ドラッグの入手経路などについて、引き続き捜査しています。
2016年01月20日 20時23分