パスポート誤発行で台湾入れず

宮崎県は実年齢と６３歳差の生年月日を記載したパスポートを、女性に誤って交付していたと７月３日発表した。女性は６月に台湾に行った際、生年月日が違うことを指摘され入境を拒否されたという。２０代の女性は５月下旬に県内のパスポートセンターで新規旅券を申請した。女性は平成生まれだが、申請書の「昭和」の欄に誤って印をつけていた。職員のマニュアルでは計３回チェックを行うことになっているが、誰も気づくことなく５月２９日に発行。６月２５日に女性が出国した際、宮崎空港の出国手続きでも見過ごされ、台湾桃園国際空港で入境の際に誤記載が発覚し、女性は入境を拒否された。その後は旅行会社を通じて県に連絡。空港で１晩を過ごし、翌日帰国したという。

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