BBTスーパーニュース【富山駅前に鮮魚店がオープン】

  • 9 年前
2015年3月4日
富山湾の朝どれの魚を市場価格の格安で販売する鮮魚店が富山駅前にオープンした。新幹線で富山を訪れる人にキトキトの魚をアピールする絶好の拠点になると期待が高まっている。
とやま市漁協の全面的な協力を得てオープンした鮮魚店「魚廣」。軒先には、ヒラメやマダイ、漁が解禁されたばかりのホタルイカなど、岩瀬や水橋、四方の3漁港で水揚げされた朝どれの魚が並んだ。
この店を運営するのは、県内外で鮮魚店や飲食店などおよそ20店舗を経営するジェイズコーポレーションの広島順三さん。
鮮魚店の特徴は、通りかかった人の目を引く市場さながらの展示方法に加え、驚くのが販売価格。例えば、40センチを超える特大マコガレイが1匹1000円。マイワシ8匹の袋詰めは100円。高級魚ノドグロは1匹1900円だが、実は朝のセリで5匹1箱、1万円で競り落としたもの。
姿売りの魚は、どれも市場から車で10分程度の運賃をプラスしただけのほぼ浜値で販売されている。
駅前に誕生した新たな鮮魚店は新幹線時代の観光客だけでなく、地元の人にとっても富山の魚に親しむ拠点となりそうだ。