20140726「ドクターイエロー」車内初公開

東海道新幹線の開業５０周年を記念して、鉄道ファンに人気の「ドクターイエロー」と呼ばれる点検用の車両の内部が初めて一般に公開されました。

静岡県浜松市にある新幹線の整備工場では、２６日、東海道新幹線開業５０周年を記念して、「ドクターイエロー」と呼ばれる、線路などの点検を行う車両の内部が初めて公開され、１００倍を超える応募の中から抽せんで選ばれた２００組の家族連れや鉄道ファンなどが車内を見学しました。
黄色い車体で鉄道ファンに人気が高い「ドクターイエロー」は、７両編成で、東京・博多間を１０日に１回程度往復して、線路のゆがみや架線の緩みなどを点検します。
２６日は、測定用のモニターや架線をチェックするガラス張りの天井窓などが公開され、参加者は珍しそうに車内を見て回っていました。
また、新幹線の車体と台車を分離する作業や線路を補修する実演も行われ、子どもたちが親に肩車をしてもらったり写真を撮ってもらったりして楽しんでいました。
兵庫県から来た小学４年生の男の子は、「きょうは新幹線のことがいっぱい知りたくて来ました。暑いけど楽しいです」と話していました。