20131110 モデルらが魚のさばき方を指導

モデルらが魚のさばき方を指導

家庭で魚を料理する機会を増やしてもらおうと、魚の魅力を若者に発信しているファッションモデルらの指導で子育て中の母親に魚のさばき方を体験してもらうイベントが東京・築地で開かれました。
このイベントは魚の魅力を若者に伝える活動をしているファッションモデルのグループと、東京の鮮魚店で作る団体が開いたもので、２３歳から３３歳までの母親とその子どもたちが参加しました。
まずグループのリーダーのＬｉｅさんが「プロの魚屋さんからたくさん勉強させてもらって旦那さんや子どもにおいしい魚を食べてもらいましょう」とあいさつしたあと、慣れた手つきでアジをさばいて見せました。
このあと、参加者たちは鮮魚店の店主らに教えてもらいながらアジの三枚おろしに挑戦し、出来上がった刺身を全員で試食しました。
２３歳の母親は「いつもはスーパーのさばいてある魚ばかりですが、自分でさばくのは楽しかったし味も最高でした。これからは頑張って自分でやっていきます」と話していました。
東京魚商業協同組合の伊佐宏和さんは「若者の魚離れと言われているが、調理のしかたを学んで新鮮な魚を美味しく食べて、魚をもっと好きになってもらいたい」と話していました。