• 11 年前
■ラジオフォーラム #23
・ゲスト 渡辺実さん(防災・危機管理ジャーナリスト)
・パーソナリティ 石井彰(放送作家)
・放送日 2013年6月15~21日

防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんとともに、南海トラフ地震の被害想定、過去の2度の大震災からの教訓、そして防災体制のあり方について考えます。http://www.rafjp.org/

00:31 オープニング
07:55 4連動の巨大地震-南海トラフ地震の想定
08:21 小出裕章ジャーナル/地震による原発損壊の危険性
30:02 災害対応への体制・法整備のあり方
45:16 ゆめ風基金「障害者市民防災提言集」
54:16 エンディング

阪神・淡路大震災から18年、東日本大震災からはや2年以上が経とうとしています。私たちはこのふたつの大災害から何を学ばなければならないのか。

国土の強靭化とともに、災害時における「自助」努力ばかりが強調され一方、これらの大災害ではもっと「公助」=国の力がなければ多くの人々は助からない、と渡辺さんは鋭く指摘します。東日本大震災という未曾有の"広域・複合・進行(原発事故)災害"から、私たちが教訓とすべきことは何なのか、考えます。

「ニュースのたね」は、南海トラフ大地震について。最大予測では死者32万人以上、被害総額220兆円と試算されるこの大地震。実はこの被害想定の中に、浜岡・伊方両原発の被害が算入されていません。その問題点について渡辺さんにご解説いただきます。

京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんによるレギュラーコーナー「小出裕章ジャーナル」では、地震による原発損壊の危険性について。多くの原発が断層の上に建てられている理由、そして地震の前に、巨大かつ複雑な配管設備の固まりである原発がいかに脆いものなのか、お話いただきます。

さまざまな社会活動やイベントを紹介する「ラジオのたね」は、阪神大震災を契機に結成された「ゆめ風基金」の八幡隆司さんから、同基金が編集発行した「障害者市民防災提言集~東日本大災害版」がご紹介いただくとともに、障がい者が東日本大震災で置き去りにされている現状についてお話いただきます。

■番組へのメッセージはこちらへ
 33@rafjp.org
 http://www.rafjp.org/faq/

original RadioAccessForum
http://www.youtube.com/watch?v=RIcDQn4I6cI

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